第6回 観光と香り: 香りを使った新しい観光のPRコンペティション

Updated: 2月24日

2018年8月24日

第6回TOMODACHIふくしま香LINKプログラムは、第2期の集大成を発表する回となりました。

2017-2018 年のTOMODACHIふくしま香LINKプログラムは「ここにしかない魅力」を発見し「香りを活用した福島県の観光」に繋げることを目的として、参加者の学生が福島県の観光におけるブランディングを学んできました。

「観光とは?」「ブランディングとは?」「自分の想いを表現するには?」「香りを使ったブランディングとは?」

メンバーの学生それぞれが、自分たちの目線で考えた、福島の「観光PR」を、8月24日(金)に在日オーストラリア大使館で発表しました。

オープニングアクトは、第5回目の「伝えたい魅力を発見する」ワークショップで、発見した魅力を表現に変える講師をしてくださった、バリアージ舞踊団の 則枝千絵さんとシンガーソングライターの熊谷育美さんが登場。

「風景 / 記憶 / 想い / 祈り」をテーマに創作された踊りと歌を披露、「TOMODACHIふくしま香LINKプログラム」がスタートしました。

オープンニングアクトの後は 主催・企画・スポンサーであるAir Aroma Japan株式会社の代表取締役 柳川舞氏よりウェルカムスピーチ。

ゲストには、アメリカ大使館よりグレゴリー・オーリット氏、経済産業省より戸田悠子氏、いわき市観光交流課より 緑川伸幸氏、観光の現場からは なかやま雪月火実行委員 小椋淑孝氏にお越しいただき、学生へのエールをいただきました。

学生の発表に対してアドバイスをいただいたのは、月刊紙「料理王国」の発行人 中沢 美佐子氏、福島県 南会津郡下郷町 下郷町長 星學氏、ベンチャークリエイター 星野 善宣氏、クリエイティブ・ディレクター 吉川 由美氏。

会場には、企業の重役の方々からマーケティング、新規事業部の方々、アートディレクターやデザイナー、映画監督から大学教授まで、様々な分野の第一線で活躍されている方々、約90名のお客様にお越しいただきました。

今回観光PRをするのは、第2回と第4回で実際に訪問して観光を体験した「なかやま雪月火」と「花見山公園」。あらかじめどちらのPRプランを考えるのかお題が出され、色々な角度からその場所について調べ、考え、ビジネスの視点でPRプランに落とし込んで来ました。

PRプランで一番のポイントになったのは、実際に観光体験をした自分が何を感じ、来たことがない人に何を伝えたいと思ったのか、ということ。

以下、学生のプレゼンテーションを簡単ですがご紹介します。動画はこちらで公開していますのでぜひフルバージョンもご覧ください。

学生プレゼンテーション

なかやま雪月火で無数に灯されたキャンドルの灯りに囲まれ、幻想的な風景に映画の主人公になったみたいだと感じ、観光客が役者となって映画を撮るサプライズツアーを提案。

横山温香(よこやま・のどか)さん

(双葉郡出身・大学2年)

大学受験真っ只中の高校生は、「スマホを使わない日」を作ることで自分と同じ高校生をターゲットに「花見山公園」に呼ぶ、新しいPRを提案。

清野大地(せいの・だいち)さん

(いわき市出身・高校3年)

その圧倒的な世界観に「この景色を見たみんなはどう表現するのだろう」と考え、歴史的な文豪がなかやま雪月火を見て執筆したら、というストーリーと企画を発表。

角地美桜(かくち・みお)さん

(岩手県葛巻市出身・大学2年)

すでにクラウドファンディングで支援を募り、「花見山公園」で活動を経験している丹地さんは、これまでの経験を活かした花見山の歴史映画制作や植樹体験など現実的なビジネスを視野に入れたPR活動を発表。

丹治千奈(たんじ・ゆきな)さん

(福島市出身・短期大学2年)

福島が大好きでいつも「おかえり」と言ってくれる場所であると言う大山さんは、みんなにもそう思ってもらえる場所にしたいと、ポスターを使ったアナログとデジタルを融合させたPRを発表しました。

大山穂乃華(おおやま・ほのか)さん

(福島市出身・大学1年)

今回は、観覧者参加型。観覧者の皆さまにはプレゼン終了後にインプレッション札を挙げていただきました。

それぞれが、「香り付き招待状」や「こすると香るポスター」など随所に香りの新しい使い方を提案し、趣向を凝らした発表スタイルとその想いの詰まった言葉に観覧者やアドバイザーを驚かせ、泣かせ、笑顔にさせました。

発表後には、エアアロマ が提案する香りギフト「香りと一緒に送るポストカード」が送られました。

「花見山公園」「なかやま雪月火」で心動かされたその体験を、大切な人に伝え、

送った人ともらった人を香りでリンクするポストカード、中に香りを染み込ませた木のチャームを真空パックしたものとポストカード入っています。

ポストカードのイラストは、第4回のワークショップの講師もしてくださった、花見山の誕生実話の絵本「きんばあちゃんの花見山」の作者、あきばたまみさんが描いてくださいました。

最後はもちろん、会津のお米農家出身で「OMUSUBIで地球をむすぶ!」をテーマにいつも美味しいおむすびを提供してくださるおむすび革命家 山田みきさんの「笑むすび」と福島の地酒が振る舞われ、賑やかなフリーセッションとなりました。

来期の「TOMODACHIふくしま香LINKプログラム」は、2018年11月から第3期生の募集をスタートし、来年2019年2月から活動をスタートします。

今年は「観光と香り」をテーマに1年間活動しました。来年は「音」がテーマになる予定です。お楽しみに!