高齢者の居住安定確保プラン(東京都)

「高齢者の居住安定確保プラン-基本的方針と実現のための施策-」(2018、東京都都市整備局住宅政策推進部住宅政策課)。 このプランは、高齢者の居住の安定確保に向け、住宅施策と福祉施策が連携し、総合的・計画的に施策を推進するための基本的な方針と実現のための施策を示すというものです。住み慣れた地域で、なるべく長く生活できるような地域包括ケアシステムを確立するのに、居住の重要さを思わせてくれるプランです。 そのための取組は4つあります。 取組1:高齢者向け賃貸住宅・老人ホームなどの供給促進 取組2:高齢者向け住宅などの質の確保と高齢者の入居支援 取組3:地域で高齢者を支える仕組みの構築 取組4:高齢者の居住の安定確保に向けたそのほかの取組 私が注目するのは3つ。 取組2内の「終身建物貸借制度の運用・普及」(高齢者が終身住み続けられ、家賃の前払いが可能な先の制度の普及を図り、高齢者の終身にわたる居住の安定を確保する)。 同取組2内の「家賃債務保証制度の普及・啓発」(民間企業などが入居者の家賃債務などを保証するサービス)。 取組4内の「高齢者の資産を活用し

小規模多機能居宅型介護事業所の魅力を教えてくれたヤタベさん、

(勤め先について) 昨年までの勤め先は、小規模多機能型居宅介護事業所です。 小規模多機能は、 利用者、家族が中心となり、「通い」や、必要な時は「泊まる」ことも可能で、また自宅などにヘルパーが「訪問」することも可能な事業です。 職員は介護職が主です。介護福祉士・ ヘルパー2級等を持つスタッフや、資格取得を目指して学習しながら働くスタッフもいました。他、看護師や専属ケアマネジャーなど15名前後の人数でやっていました。私は、管理者やケアマネジャーとして働いていました。 看護師も常駐しており、主は利用者の健康管理ですが、時には介護業務も担っていただきます。 利用者の方は 一人暮らしの高齢者(日中独居)の方が多かったです。平均介護度でいうと2.5から3、軽度者から中重度の方まで対応しておりました。また、特別養護老人ホームに入れるほどの介護が必要な状態でも、小規模多機能を使いながら自宅で生活するという方もいらっしゃいました。泊まれる機能があるので 、申し込みの順番が来るまで自宅で待ちながら小規模多機能の支援を受ける方がいました。事業所のある地域は特養の入居待

☆家族信託を勉強しにいった☆

一か月も前になります。『おひとりさまの「法律」」(法研、2008)の著者 中澤まゆみさんがお仲間と共に主催しているケアコミュニティせたカフェの認知症カフェに参加してきました。司法書士の村山澄江さんが、「新しい財産管理対策 話題の「家族信託」とは?~成年後見制度との比較を通して、財産を守る方法を知ろう~」という題で、成年後見制度と家族信託をお話ししてくださいました。 私は、「家族会議をしよう」、ただし「焦って決めない」を学びました。 今日は家族信託のことを書きます。 (ここから、村山さんの資料からの引用はピンクです) *家族信託とは民事信託の一種 民事信託とは、「営利を目的とせず、継続反復しないで引き受ける信託」のこと 家族間で行うことが多く、これを家族信託と表現されている 金融機関などが取り扱う「商事信託・投資信託」とは全く違うものです 借金以外はなんでも信託できます 全部の財産を信託してもいいし、一部のみを信託することもできます 家族信託は、委託をお願いする委託者、託される受託者、財産から利益を得てその権利を持つ受益者がいます。例えば、委託者は

若いうちから老い支度の復習(いまごろになってしまった)

こんにちは. 梅が咲き始めましたね。我が家の水耕栽培のヒヤシンスはまだまだ根を一生懸命張っているところ。これから着々春ですね。 12月に行った「若いうちから老い支度」勉強会の内容を復習です.使った資料は小金井市が発行している「あなたと歩む介護保険」です. 1,介護サービス・介護予防サービスといった介護保険が必要になったらまずは「申請」が必要.行く場所は「介護福祉課窓口」 2,「介護認定調査員」が自宅を訪問してもらい調査を受けます.調査結果は,認定結果が原則「申請後30日程度」で通知が来ます. 3,区分が載っています.一度受けたらそのままの区分ということはなく,有効期間は3か月から最長36カ月です.見直してもらうときは「自分で再認定の申請」をします. 4,区分が決まったら「ケアプラン」をつくります.担当のケアマネージャーを自分で決めます.地域包括センターに行けば,ケアマネージャーがどこにいるか教えてもらえます. ケアマネージャーは「ケアプラン」の原案を作ります.原案を,本人,家族,サービス事業者と「サービス担当会議」で話します. 5,ケアマネージ

高齢者が入居できる施設#3(医療系居住施設)

高齢者が入居できる施設シリーズ最後は,医療系居住施設です. 在宅復帰を目指す施設と医療と介護を受けながら過ごすための施設があります.最近は,福祉系居住施設で最期を過ごす,急変しても病院に救急搬送せず,穏やかに最期を過ごすという選択もあります.「年を取ったら医療が必要だから,病院に入院する」という考えは,「年をとっても病院に入院せず,自宅や地域(施設を含む)で生活し,最期をおだやかに迎える」という選択へと変わりつつあるようです. <医療系居住施設> 介護保険を利用できるものです.それぞれ介護度に応じて自己負担があります. ⑩ 介護老人保健施設(老人保健施設) 「在宅復帰」をめざして療養する施設.要介護1~5で医療的なケアやリハビリが必要な人が入る.従来型の個室,多床室,ユニット型個室,ユニット型個室的多床室がある. ⑪ 介護療養型医療施設(療養病床) 要介護1~5で比較的長期の医療サービスを受ける必要のある高齢者が入院する.病院または診療所にある.2024年まで経過措置となっている.従来型の個室,多床室,ユニット型個室,ユニット型個室的多床室がある

高齢者が入れる施設など#2(福祉系居住施設)

#1に引き続き,高齢者が入れる施設を介護保険との関連で記載していきます. 私の認識違いがあったら,ぜひ教えてくださいね. <福祉系居住施設> 以下6つ ④ 有料老人ホーム ⑤ 軽費老人ホーム ⑥ 生活支援ハウス ⑦ 養護老人ホーム ⑧ 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム) ⑨ 認知症対応型共同生活介護(グループホーム) ④有料老人ホーム: 食事の提供,介護の提供,家事,健康管理のいずれかのサービスを提供する高齢者施設.「いずれか」なので,確認が必要です. 家事または健康管理のいずれかを提供する民間施設. 老人福祉施設や認知症グループホームではないものをいう. 契約形態は,終身,賃貸借,終身建物賃貸借方式がある. a 介護付(一般型特定施設入居者生活介護) 特定施設入居者生活介護の指定を受けて運営される.施設内で職員から介護サービスを受ける. b 介護付(外部サービス利用型特定施設入居者生活介護) 介護などのサービスがついたホーム.介護が必要になっても,ホームが作成する計画に基づき委託先の事業所が提供する介護サービス(外部サービスを利用するという

高齢者が入居できる施設 #1 住宅系居住施設

施設の種類ってわからないよね,,,という話をよく聞きます. さらに,施設によって介護保険が含まれているもの,含まれていないものもあり,混乱します. まとめてみます.間違っていることなどあれば,ぜひ教えてください. <住宅系居住施設> これらは個人が家主と賃貸契約するものです.私は,高齢者を対象とした物件であると解釈しています. ①シェアハウス・コレクティブハウス ②サービス付高齢者向け住宅 ③シルバーハウジング ①シェアハウス・コレクティブハウス: シェアハウスは一般的に「運営者」が管理運営をしています.時に「家のオーナー」が運営をしていることもあります.管理運営の範囲は契約書に書いてあります.家賃以外に共益費が必要になり,共益費に光熱費・共通の物品の費用が含まれることがあります. コレクティブハウスは,同じ考えを持つ人たちが共にどのように生活をするのか考えながら家を運営者共々管理運営していくもののようです. いずれも,シェアハウスの物件を扱うホームページや不動産屋さんで物件は扱われています. 個人のお部屋と共有の場所があります. ②サービス付高

住宅型老人ホーム太陽館の入居者さんたち 代表取締役のワタナベさんのお話し

太陽館のワタナベさんの肩書き何ですか? 法人として考えると、代表取締役です。ですが、仕事内容は、多岐にわたります。間を埋める作業です。特に、入居者さんの受診の同行です。整形外科、眼科、皮膚科、精神科などは専門医を受診しないといけないので、その受診同行が結構ウエイトをしめています。 太陽館の中では、どのようなサービスが利用できますか? 訪問介護、訪問看護と先生方あるいはデイサービスなど外のサービスを組み立てます。介護付き有料老人ホームなどはレクリエーションなどのイベントをやりますが、うちは基本的には住宅型の有料老人ホーム、「アパート」なのでそのようなサービスは基本的にはしません。 現在、入居者は35名です。約半数がデイサービスを利用しています。「いってらっしゃい」「おかえりなさい」ができます。出かける時間、つまり全く違う空間に行くことは、その人にとって大事だと思います。また、「デイサービスは嫌だけど短い時間でマンツーマンならいいよ。」って人には、週に1、2回の訪問リハなどは良い時間です。気分が変わる瞬間を味わってもらいたい。自分はケアマネではないで

地域包括支援センターすごし!

噂には聞いていました.,杉並区で参加している「荻窪くらしの保健室」実感していました. 地域包括支援センターの職員さんは,地域の資源をしっかり把握し,成長させようとしていることを. 若いうちから老い支度(仮称)の勉強会をしよう,,と決めてから,気づいた.どうやって会ったことのない市民の方々に来てもらえるのだろうと...相談していくべし!と決めたのは,地域包括支援センター. まずは,小金井市きた地域包括支援センターへ. こちらは私が非常勤勤務している病院に併設されているから,昼休みにちゃちゃっとお出かけ.お料理クラブおかわりもこちらの2階の調理室をお借りしているから,勝手に親しみがあります.とはいえ,今回は部署の違う「地域包括支援センター職員さん」のところへ. 反応は 「うわ~いいですね~~.こういうのやったらいいですよね.うちにチラシ置きましょうか.あ,職員にも周知しておきますね.あと,小金井市内の地域包括支援センター前部に連絡しますよ.」です.百人力感あります.力強いです. 「...できれば参加してほしいほどです.」と小声で言ってみました. そし