今年の新茶で「My ヴィンテージ深蒸し茶」を作る?!

みなさんは、「ヴィンテージ」という言葉から、何を想像しますか?ワインやジーンズでも何でも、ヴィンテージつまり「年代物」って言われると、なんだか高価で手が届かなさそうなイメージがありませんか? 昔から新茶が珍重される緑茶のヴィンテージなんて、なんだかインチキ臭いと思いますよね?では、もし新茶の状態から保存方法次第で、時間と共にお茶の旨味が増すとしたら、どうでしょう? 緑茶のヴィンテージ化のポイント ヴィンテージのワインの中には、とても美味しいものがありますが、ワインの場合は保存がなかなか難しいですよね。 一方、お茶の場合は窒素充填された袋詰または缶詰されたものを、数年間、封を開けずに自宅で冷蔵保存するだけで、ヴィンテージ茶になるのです! そう、「封を開けずに」がポイントです。開けてしまうとお茶は「酸化=劣化」してしまい、風味が損なわれます。でも現代では、お茶は、包装する際に袋ないしは缶から酸素を抜いたのちに窒素を充填しているため、封さえ開けなければ酸化のしようがないのです。 このように、深蒸し茶に限らず「緑茶」にとって、酸化は天敵です。が、ひと昔前

新茶の製茶がはじまりました(製茶の工場見学)

新茶の収穫がはじまり、いよいよ製茶がスタートです。4/27に、掛川市日坂にある御林茶業組合の製茶工場を訪れました。 製茶工場内は土足厳禁。訪問者はスリッパに履き替えます。届いた新茶は蒸す前に劣化しないよう低温をキープ。 次に、ベルトコンベアに乗せられて蒸されます。掛川の深蒸し茶は葉肉が厚いため、この「蒸す」工程が、一般的な煎茶と比較すると長くなります。それが、この地域で飲まれるお茶が「深蒸し茶」と呼ばれる所以です。 茶葉を蒸すのは酵素の働きで酸化するのを抑えるため。こうすることで、ビタミン類が失われずに製茶されます。ちなみに日本の緑茶は、中国茶や紅茶と異なり、飲んだり食べたりすることで唯一ビタミンを摂取できるお茶です。それもたっぷりと!野菜不足の方、必見ですよ!医学的な効果についてはこちらのページをご覧ください。 さて、蒸されたお茶の葉は乾燥機で乾かします。お茶の葉の約80%が水分ですので、乾燥するとかなり体積が小さくなります。 次に「手揉み」工程。とは言っても、最近は手揉みを専用の機械が行います。手揉みの機械の原型は、明治か大正時代にはもうあっ