創造性を磨き上げるための素養としての仏教について勉強会をしました。第13回大津アイデア塾

昨日、13回目の大津アイデア塾を行いました。 この会は、熊本市郊外にある大津町の地域ポテンシャル向上にお手伝いできることはないかという思いから始めたものです。 これまで、アイデア発想の基本である「ブレインストーミング」をはじめとして「SCAMPER」や「シックスハット法」について学びつつ、肥後大津駅南口のバス待ち滞留人口問題やドローン活用方法をテーマに、実際に色々なアイデアを出すことを行ってきました。 今回はすこしこれまでとは方向性を変えて、創造性に関連性があるという研究結果も出ている「仏教」についての話を、高野晃成さんに話していただきました。 髙野さんは、佛教大学で「仏教文献学」を専攻されており、仏教の思想哲学を研究されていたそうです。つまり、お経を「唱える」ものではなく「分析する」研究対象とした取り組みです。 とはいえ、仏教の経典などについて読むということに変わりはないのですから、その中から初心者でもとっつきやすい仏陀のエピソードなどを紹介していただきました。 「天才バカボンは、仏教的な背景を持った漫画だった!」とか、仏陀が滅する前に「スーカ

問題を起こしているシステムや改善しようとしているシステムを観察して利用できるものを探してみる。TRIZの最小問題。

何らかの問題が起きた時には、その問題を解決するために「優れたアイデア」が求められます。 では、優れたアイデアって何でしょう? 今抱えている問題をできるだけ早く解決できる方法? 今抱えている問題を斬新なしくみで解決する方法? ・・・・ 私が得意にするTRIZには、「最小問題」と「最大問題」という2つの解決方針(定義?) が存在します。 最小問題とは、今のシステムを構成している要素を活用して問題解決を目指すモノです。 最大問題とは、そういう制約条件をすべて外して問題解決を目指すモノです。 最小問題で解決策を考えるという事は、今のシステムを構成している要素のリソース(使われていない物体やその属性)に着目して活用するという事を目指します。 例えば、クイズなんかでよく使われる例として、「部屋で火災が起きたときにどうやって逃げる?」みたいなことですね。 シーツを水で濡らしてつなげてロープ代わりにする。 シーツは、本来ベッドで使うもの。 部屋の中にロープなんておいているわけがない。 だからこそ、シーツが持つ「長さ」や「強度」という属性を使って問題解決をする。

木を見て森も見る事は問題解決につなげるための第一歩です。:TRIZのツール「マルチスクリーン」

アイデアは問題解決のために出します。 だからアイデアを出すためには、その問題を起こしている根本的な原因を掴まねばなりません。 実は、そこがつかめていないために「 良いアイデア= 解決につながるアイデア」 が生まれない場合が多いのです。 鼻水が出たから鼻水を止める。咳が出たから咳止め。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ まぁ、よくあるパターンですね。 本当は、鼻水が出たらそれは風邪なにか花粉症なのか、そもそもそれは何が原因なのかを把握して対処しなければ大変なことになります。 その原因を掴むためにTRIZ にはマルチスクリーンというツールがあります。 問題が起きている状態だけに着目するのではなく、時間的な前後関係と空間的な遠近関係を意識的に使ってみましょうと言うことです。 TRIZ ではそれを時間軸を「過去-現在-将来」の3つ、空間軸を「環境-システム-構成要素」の3つの合計9つの画面で記述します。 だから、「9画面法」とも言われます。 TRIZ というと、技術的矛盾や物質-場分析などの「問題をモデル化して考える」というやり方が強調されますが、