小児の受け口の治療

小児矯正の目的で一番重要な事は呼吸の仕方です。 呼吸は無意識にしているのであまり気にしない方が多いのですが動物は鼻呼吸しか出来ません、人間も動物ですので本来鼻呼吸が基本ですが、人間は言語が発達していく過程で口呼吸が出来るようになったと言われています。鼻呼吸の重要性はまたの機会にお話しますが、上顎は風船と同じで鼻呼吸でいつも空気を入れてあげないと大きく膨らんで成長しないのです、よって鼻呼吸をしないと鼻腔の発達が劣り上顎骨の成長も劣ることで受け口になる人もいます。 この男の子は小学生のうちから受け口になっておりセファロ写真で鼻の気道が細くなっているのが分かります。 上顎が劣成長(成長が劣っている)で下顎が過成長(成長し過ぎている)状態が見えます。 このままだと、下顎が思春期成長で成長するとますます受け口が酷くなる事が予想されます。下顎は身長が伸びている時に一緒に成長しますが、上顎は大体10歳ごろまでにほとんどの成長が終わっていますので、人工的に上顎を前に出すようにしなければなりません。 そこで急速拡大装置を上顎に装着して顎を横に拡大して同時にフェイス