再開墾から 実りの畑へ ~小さな春が舞い降りる3月のジャム屋日記~

島は清々しい早春の風が吹く季節になりました。梅や河津桜も満開の季節を迎え、ドライブで来島されるお客さまも増えてきました。 島のあちらこちらで小さな芽吹きが始まっています。下の写真はジャム工房前のすももの樹に咲き始めた小さな花々。 そしてジャム屋の農園でもこの季節を待ちわびていた果実があります、そうブラッドオレンジの収穫の始りです。鳥につつかれないように防護ネットをかけていたのを取り外し、見えてきたのはブラッドオレンジがたわわに実った果実の森。 そこに分け入り、一つ一つ丁寧に収穫をしていきます。もちろん今年の出来栄え確認の味見も忘れずに。今年は定植してから8年、そしてこの8年間で最高の味に!この1年間の太陽と雨、そして島の大地に感謝し、パチンパチンと収穫ばさみで摘み取っていきます。手際よくテボ(収穫用の肩掛けカゴ)に入れ、運び出すためにコンテナへ移し替え、工房へ。 この畑の物語は創業間もない2011年に話はさかのぼります。ジャム屋としてマーマレードにブラッドオレンジなどの柑橘が欲しい。しかし、島の中で栽培している農家さんはいない。「ならば自分たちで

日常を取り戻すため ~2018.11ジャム屋日記~

10月22日未明に山口県周防大島と本州との唯一の架け橋、大島大橋に大型貨物船が衝突し、大島大橋が大破しました。橋の損傷は激しく今も断水し通行は2トン以下のクルマに制限され、さらに風速5メートルで完全通行止めとなるような橋になってしまいました。。。 この影響で、島へお客様が全く来ず、島内事業者が困窮を深めていました。しかし、この島全体を取り巻く苦境に負けてはいられない。そこで島復興のために島の事業者たちとジャム屋は立ち上がりました。島へお客様が来れないのなら商品をお届けしよう。まずは、島の有志の事業者の商品を集め、通販で販売するため、お寺の空き部屋を臨時発送センターに! そして急遽、「がんばろう!周防大島」事業者応援特設サイトを立ち上げ、11月9日から島の産品をまとめた「がんばろうセット」の販売を開始しました。できることをやり切ったうえで悔やむなら納得がいきますが、やりもしないで悔やむわけにはいかない。私たちの想いの詰まったサイトを是非ご覧下さい。 他の事業者を巻き込んだ「がんばろう!周防大島」応援の一方、当店ジャムズガーデンは深刻な危機に直面して