第27話、実の父が他界してしまった話

約2年9ヶ月にわたる世界一周の旅を終えて、日本に帰ってきた。 2年9ヶ月のほとんど西洋とラテンの国々、そしてつるんでた人達はだいたい西洋人バックパッカーばっかりだったこともあり、帰ってきたときの初期の初期は、日本人とは思われなかった。 ふるまいなどがかなり西洋人化してしまっていたから。 いきなり初対面で握手を求めるなんて、ノリの良い友達の友達くらいなものなのに、親父の仕事の付き合いの人にまで自己紹介で握手を求めたり・・・まあだいたい、みんな笑ってくれていたんだけど。 これも分かる人にはわかると思うw 最初はすべてのことに違和感だらけだった。 ・日本語通じる(当たり前だw) ・田舎なのに道がきれいに舗装されている。そしてゴミがなくキレイ。 ・どこの店に入っても接客が不自然な笑顔なので気持ち悪い。 最初は色んな事に新鮮で楽しかったけれどそれもだんだん慣れていってくると、今までずっと海外を旅していた日常が嘘だったかのように・・・まるで遠い昔の出来事のように思えてきてしまう。 僕は、しばらくは実家の建設会社で働いていた。両親と一緒に暮らし、両親の部下とし