カイロプラクティックって本当はボキボキしないんだよ

カイロプラクティックと言うと どうしても背骨のずれを元に戻すというイメージが強く ボキッとやったり、押し込んだりとされるんじゃないかと 思われています。 以前ブログでも書いたように 骨と骨で構成された関節は 筋肉で動きます。 筋肉は中枢神経からの信号で動きます。 中枢神経は末梢の感覚神経(皮膚や筋肉内にある受容器)からの信号を 情報処理します。 もし体が傾いたら 体の傾きを筋肉や皮膚のセンサーが感じ 脳で情報処理し 頭や体を正中に戻そうと筋肉が無意識に動き 関節、背骨が捻じれたり撓んだりします。 カイロプラクティック ここでは上部頸椎のアプローチも 首への手の当て方や力を皮膚や筋肉の受容器が感じ それが中枢へ伝わり、 関節が動きます。または動きが良くなります。 仮に首に局部麻酔をして感覚を麻痺させたら 中枢への入力が起こらないので 関節は動かないと思います。 また、靭帯で強固につながれた関節を動かすには 相当の力が必要なので、無理やり動かそうとしたら めっちゃ痛いと思います。 いつの日か カイロプラクティックって本当はボキボキしないんだよ(目的と

自然治癒とは外部環境の変化や刺激に対して内部環境を保つ反応

脊椎動物であり哺乳類であるヒトには 中枢神経と末梢神経があります。 中枢神経系は無数の細胞の集まりである「ヒト」を設計図通りに活かすために 様々な情報処理をします。 その情報は末梢神経から入力されます。 温冷覚 圧覚 触覚 聴覚 視覚 加速度 深部知覚 痛覚 それらが末梢神経からデジタル信号に変換され 中枢神経に上ります。 中枢神経で情報処理された信号は 再び末梢~骨格筋や平滑筋、内分泌器官や免疫細胞~に送られます。 その信号が生命にとって良いものであれば 脳から体を癒す神経伝達物質が分泌され、しかるべきホルモンなどが放出されたり、免疫細胞が働いたりします。 信号が危険なものであれば 中枢神経は苦痛として感じ、その信号は末梢へ伝わります。 脊髄は外部入力から反射しか起こしませんが、脳は「感情、情動」という人間の特殊なフィルターが入ります。(脊髄反射も上位中枢のフィルター受けるかもしれませんが) 同じ刺激でも、そのフィルターによって良くも悪くもなります。 さて、自然治癒力ですが これは先ほどの反応の一環です。 末梢神経からの刺激~環境の変化や物理的

最近の当院で行っている事

上部頸椎カイロプラクティック 当院は読んで字のごとく 上部頸椎カイロプラクティックを皆様にご提供しております。 上部頸椎カイロは人間が生まれながらに持っている「自分で自分を治す力」の妨害をしている「上部頸椎の関節の捻じれや傾き」を整え、動きを改善することで 本来の力が発揮できるようにしています。 その結果、脳や全身の血流の改善、脳機能神経機能の改善、脳脊髄液の循環の改善、立位バランスの改善、重心の改善など、全身の機能改善が期待できます。 特定の疾患や症状を対象にしているわけではないので、体は良くなるべきところから良くなっていきます。 客観的な検査により上部頸椎の歪みが無い状態を維持していると 過剰な薬やサプリ、電気やマッサージなどしなくても自分の体は自分で治っていくんだという実感が湧きます。 もちろん睡眠や運動や笑いや穏やかな思考は大切です。 体は自分で治せるということが分かってくると、自己管理により注意を払うようになり、より好循環が生まれます。すると上部頸椎の歪みも起きにくくなって、さらに良い状態が続きます。 しかし即効性は人それぞれなので、と

首の痛み、頭痛、背中の痛み、手のしびれ、手術しなくても治るのか。

男性のクライアントさまです。 約10年前から始まった首の痛み、頭痛、背中の痛み、手のしびれ。 首の牽引やマッサージに通っているが 一向に改善が見られない。 病院では頸椎の変形が多少見られ 頸椎症と診断。 手術するなら、変形した首の骨を削って固定する方法。 しかしご本人は何とか手術しなくても改善できないかと当院にいらっしゃいました。 首の痛みと背中の痛みと手のしびれは 中年男性で猫背と頭部前突姿勢の方、そして頚部から肩にかけての 関節可動域の制限(体が硬い)がある人に良く見らる状態です。 頭痛はほぼ上部頸椎の慢性的な変位から頭頸部に走る神経のコンディションの悪さが起こしています。 頚部の状態と、体の硬さがなかなかハードだったため さすがに上部頸椎アプローチは1回ではすみませんでした。 初回から二カ月の間に2回行いました。 後は腋窩神経とC3~C8脊髄神経後枝の末梢神経アプローチを5回行いました。 自宅では首肩の柔軟性を向上させ血流改善をしてもらうために簡単なエクササイズをお伝えし、頭が前に出すぎないように注意をしていただきました。 5回目の来院の本

首こりは神経から改善できる

首こりを感じているのは「神経」 首こりを感じるとやはり首を揉んだり温めたりボキボキしたくなりますよね。 今までの古い理論では首こりは筋肉をほぐせば良くなるとの考えが主流でしたが、果たして本当にそうでしょうか? そして首こりの原因は姿勢の悪さにあるということも通説ですが、本当にそうでしょうか? 長く臨床をしていると、筋肉が硬くても全く首こりが無い人も沢山います。姿勢が悪くても全く首こりが無い人も沢山います。 逆にものすごく体が柔らかい(関節が柔らかい)のに首こりで悩んでいる人は沢山います。さらに姿勢がとてもいいのに首こりで悩んでいる人もいます。 なぜでしょうか? それは首こりは筋肉の硬さとは関係ないからです。 また筋肉自体には首こりを感じる神経はありません。 筋肉を包む筋膜(筋肉と皮膚の間の層)や筋肉と腱の移行部には痛みを感じ、こり感を感じる神経はあります。 ですから筋肉が柔らかい人や、姿勢が良い人でも この首こりを感じる感覚神経(侵害受容器)が何らかの理由で興奮していると 首こりを感じるのです。 そしてその理由で一番多いのが神経を栄養している血流

足の長さが左右で違う=骨盤の歪みではないし、腰痛と関係ない。

カイロや整体へ行くと 必ずと言っていいほど足の長さの左右差を比べられます。脚長差といいます。 そして左右差があると 必ずと言っていいほど骨盤が歪んでいると言われます。 そして必ずといって良いほど あなたの腰痛は骨盤のゆがみと足の長さが違うからだと言われます。 はたして本当にそうでしょうか? まずヒトは左右非対称の生物です。 そして必ずどこかにひずみが生じています。これは個体特有のバランスのとり方によるものです。 私も何千人という人の足の長さを見ていますが 腰痛があっても長さが同じ人 腰痛が無くても長さが違う人 がほとんどです。 もちろん、脚の左右差があって腰痛もある人もいますが 腰痛が治っても足は左右差があるままの人は多いです。 先天性の脚長差や、事故によるもの、また、麻痺によるものは除きます。 また仮に骨盤が歪んでいたとしても 悪い事ではありません。 前述したように、ヒトは固有のバランスのとり方があります。 もしかしたらちょっと歪んでいる方が腰に良かったり パフォーマンスが上がったりする事があるかもしれません。 また産後、あ、これ以上やめておこ

カイロプラクティックは亜脱臼ではない。ズレていない。

カイロプラクティックは椎骨の変位によるサブラクセーションを正すことが目的ですが この変位を亜脱臼だと思っている人がいます。 (これは英語でsubuxationが亜脱臼と訳されている事から生じた間違いだと思います。またSubluxationはカイロプラクティック独自の言葉で医療用語ではありません) まず脱臼とは 関節を包む関節包を破り、骨頭が関節包から逸脱した状態を言います。 亜脱臼とは関節包は破れていないが関節を構成する関節包、靭帯が何らかの要因で緩んだ状態において関節窩から関節頭が逸脱した状態です。先天性のものや習慣性のものがあります。 どちらも正常な関節可動域を超え、痛みや運動制限、可動域制限を伴います。 ではカイロプラクティックのいう椎骨の変位とは何でしょう。 椎骨が変位しても痛みはありません。 可動域はやや制限が起こることがありますが、正常の事もあります。 関節包も緩まないし、損傷もしません。 脱臼や亜脱臼を整復するには力が要りますが 椎骨サブラクセーションを正すには力は要りません。 脱臼や亜脱臼は関節が完全に「ズレ」ていますが 椎骨サブ

首を後ろに倒して痛いのは?ワン首アドバイス

首を後ろに倒すと痛い。 そう訴えて来院する方は結構いらっしゃいます。 原因はいくつかありますが 順番に説明します。 ①首が既に後ろに倒れてしまっている。 どういう事かと言いますと 猫背の人で、首が前に出てしまっている人はその状態がすでに顎が上がって頚部が伸展(上を向く動作)されてしまっています。その状態でさらに上を向こうとすると 頚部の可動域を超えますので痛みが出ます。 まず骨盤を立てて、胸を広げ、姿勢を良くしてから首を上に伸ばすように上を向いてみてください。楽になると思います。 ②筋肉の過緊張 いわゆる強度の首コリです。これも猫背や下を向く姿勢が慢性化している人は 筋肉の柔軟性が無くなり、血流が悪くなり上を向くと痛みがでます。 また首~肩にかけての筋力低下による柔軟性や循環の低下も痛みの原因となります。 以上の2つが主な原因です。 当たり前なのですが やはり日ごろから姿勢に気を付ける(長時間同じ姿勢でいない事) 首や肩の運動をしたりストレッチしたりこまめに動かす。 と言うことに尽きます。 これらの改善法を試してもダメな場合は 私のような専門家に