保育園、小学校の給食をオーガニックに

紫色のデユランタの花が咲きました。3年前、まだ30㎝に満たない小さな苗木を入口の花壇に植えたのですが、なかなか根付かなくて枯れてしまったかも…とあきらめていました。それが翌年、弱々しいけれど小さな若緑の葉が出てきて、それでも花が咲くのにはまだまだ年数がかかるだろうなぁ、と思っていたのです。今年の暑い夏が後半になった頃から、ぐんぐん枝が伸びて緑の葉もしっかりついてきたので、もしかして~と、期待していたので、すごくうれしかったです。9月2日に一つ咲いて、3日にもう一つ咲きましたので、入り口を入る時ちょっと気にしてみてくださいね。 さて、「いただきます~みそをつくるこどもたち」の映画が日本中のあちこちで自主上映されるようになってから今年で4年目に入り、約600回も上映されているそうです。それに伴い、和食(特におみそ汁)の素晴らしさが見直されてきた報告があちらこちらから届いています。麦っ子でも、去年の夏休みに「その後のはなちゃんのみそ汁~Gift~」を学童で連続上映して、子ども達がおやつにおみそ汁を作るようになりました。ご飯を炊いておにぎりを握り、おやつ

先回りしない・後始末しない

長い梅雨がようやく明けた途端、モーレツな暑さがやってきました。もう水遊びしかありませんね。朝7:20くらいになると、デッキにちびプールを置いて水滴が落ちる程度の大粒ミスト(?)で涼みます。大人も肩が濡れるだけでも気持ちがいいので、一緒に濡れて暑さをしのいでいます。8:00過ぎになると、学童も一緒に大きいプールのお掃除をして、プール遊びの準備です。前日残った水をバケツにすくったり雑巾で集めて絞ったり~。これが案外楽しいのです。 そして今夏の圧巻は、砂場の泥遊び!!最初こわごわ入っていた子も、あっという間に泥んこになって、パンツもシャツも見事な泥染めの色合いになります。こんなに思い切り遊べるって、なんてステキで幸せなことでしょう。お母さん、お父さん、毎日のお洗濯、大変ですがよろしくお願いいたします。 先日、麦っ子に2才の坊やと遊びに来てくれたズッキーちゃんのブログをご紹介します。ズッキーはさすが!以前麦っ子でバイトをしていただけあって、麦っ子の本質を的確に捉えてくれました。 麦っ子では、叱る、ということがすっごく自然。悪いこと、してほしくないこと、触

<信念の人―小出裕章先生―>

ザクロの花が咲き、アンズの実やビワの実が黄色く熟れてきました。子ども達にとって楽しみなことがいっぱいの初夏です。ジューンベリーの赤い実はちょうど食べごろで、土曜保育の子達が朝摘んで、美味しいおやつになりました。これから日差しも強くなります。帽子を忘れずに持ってきてください。汗をかくので適宜洗って、気持ちよく被れるようにしてくださいね。 先日、小出先生からメールをいただきました。熊取6人組のお仲間である小林圭二さんが亡くなったそうです。小出先生は「命ある者として老いて行くこと、死は必然です。悲しむべきものでなく、ただ受け入れればいいのだと思います。」とおっしゃっていますが、そこまで達観できる人はそう多くはないと思います。みこべの周りでも亡くなる人が多くなって、彼方がだんだん近くなってきた実感があります。その時が来たら「精いっぱい生きてきた」と言えるようにしたいとは思いますが、案外ジタバタするかもしれません……。 熊取6人組とは、原子力利用の危険性について研究し、追究し続けてきた京都大学原子炉実験所原子力安全グループの6人の科学者の通称です。小出先生

<一人にしない、一人にさせない、一人にならない>

若葉の季節になって、4月に入園してきた新人ちゃん達もだいぶ落ち着いてきました。それぞれ新しいクラスで、担任も新しくなって、みんなが新鮮な気持ちで過ごしていた4月ですが、なんと、熱やら嘔吐やら咳やらでお休みの子が続出…!ポカポカ陽気の過ごしやすい春のはずが、夏日に近い気温だったり、一気に2月の気温まで下がったりで、ついていくのが大変だったようです。特に初めて麦っ子に来た子にとっては、しんどかったですね。ベストなどで上手に調節して、少しずつ慣れていけるといいですね。 昨日、学童クラブの懇談会がありました。今年の春は全員が揃うと30人を超すそうですが、新一年生のちょっぴり緊張した初々しい様子が微笑ましい毎日。 2年生以上の給食が始まった日にお昼寝をしたら、全員が爆睡だったとか―。毎日学校から帰ってくると「ただいま~!」と元気にお台所の窓に向かって挨拶する声を聞くのも楽しみです。そんなある日事件が起きました。担任のかっちゃんが学童に行ってみると誰もいないお部屋におもちゃが散乱していました。机の上にはS君のランドセルや教科書も置きっ放しで、園庭からは楽しそ

<新年度のスタートにあたり、改めて真弓先生のこと>

4月1日、新しい年度が始まった日、一度に11人もの新人ちゃんが顔をそろえました。星、空の小さい子たちはピーヒャラリ~と泣いても当たり前ですが、麦っ子では初めてのことです。今までは4月が必ずしも入園の月ではなかったし、様々な理由で途中から入園する子が多かったのですから、逆にみこべは新鮮でした。認可保育園ってこういうことなのね~と思いを新たにしました。今までデカの担任を長くやっていたユウシくんが空ぐみになったり、バイトに来てくれていたトマちゃんが虹の担任になって、アイちゃんとのフレッシュコンビになったり、とても刺激的な4月です(笑)。卒園式の前から咲き始めたツリーハウス上の桜の花がきれいに咲いて、青空に映えて気持ちのいい朝でした。新一年生も学童の場所に座って、ちょっと緊張気味で可愛かったですね。 職員一同、明るく楽しく毎日の保育に臨んでまいりますので、親の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。何度も言っていますが、子どもの育ちは家庭、保育園どちらか一方に比重がかかるものではなく、双方が信頼を置いて理解し合い、共感する中でこそ成り立っていくものだと思っ

まもなく8年になろうとしています…

あの日、麦っ子畑保育園はお別れ遠足で虹・太陽は野毛山動物園に出かけていました。2011年3月11日2時46分、東日本大震災が発生。星~雲ぐみ達はお昼寝の最中でみんな熟睡していました。今まで経験したことのない激しい揺れに寝ている子の上から毛布を掛けるのがやっとの状態でした。なかなか収まらない長い揺れに不安がつのりましたが、誰一人として泣く子がいなかったのです。揺れがいくらか収まったのを見計らって園庭に避難。ブルーシートを敷いた上にみんなで丸くなって身を寄せ合いながら、毛布やお布団をかけて様子を見ているうちに、ご近所の方々や親の皆さんが安否を気遣って駆け付けてくれました。幸い旧園舎は耐震工事を済ませたばかりで、おかげでどこも崩れたり壊れたりしませんでした。トッティのお父さんが少しずつ進めて下さった耐震工事はその後も威力を発揮して、かなり強い揺れがきても、物が落ちてきたりどこかが壊れたりすることもなく、今は学童のお部屋として使われています。一方、野毛山動物園にお出かけしていたデカ達は激しい揺れが収まるのを待ってバスに乗り込みました。ちょうど動物園の高台

責任の所在

暖かい立春を迎えました。ポカポカ陽気の中、入谷小学校の交流会から戻った太陽ぐみを待って、園庭でみんなそろって豆まきをしました。先日、チーさん(萩生田千津子さん)はお話し会の中で「鬼が云う、と書いて魂という字になるんだよ。鬼は神様のお使いでいつも心の中にいて、悪いことを考えたりした時に人間の心の中から悪い考えを追い出してくれるの」とお話ししてくれました。『島引き鬼』と『モチモチの木』を麦っ子で、『鬼ばんばの羽織』と『モチモチの木』を学童で、それぞれしていただきましたが、文学座の舞台女優だったチーさんの語りにすっかり引き込まれていました。本物に触れることの幸せ…!他にも、マリオネットさんの演奏、安藤誠さんのスライドショーとお話し、奈良裕之さんの演奏など、麦っ子には一流の演奏家や芸術家が来てくださっています。小さいころから本物にしっかりと向き合う経験が得られるって、なんて幸運なのかと思わずにはいられません。本当にありがたいことですね。 ずいぶん前に「責任の所在」という題でお便りを書いたことがあります。なので今回は2回目です。41年前に自宅の一室を保育室

「言葉ずらし」見破って

穏やかな日和に恵まれたお正月でしたが、ここにきて気温がぐっと下がり冬らしい朝になりました。早朝、手の先が切れそうな冷たい空気の中、のんちゃんとみこべにもアンとルジアを連れて麦っ子に向かう日常が戻ってきました。のんちゃんはゲルに行って焚火の準備をし、新しい朝が訪れたことに感謝してみんなの健康を祈ります。みこべは学童の戸や窓を開けて、お魚にエサをあげたりコッコを外に出したりしてから、麦っ子のデッキの扉を開けます。真冬でも窓や戸をちゃんと開けるのは旧園舎の頃から変わりません。さすがにこんな寒い朝は泣きながら登園するチビちゃんが多くなりますが、半袖で来るカッコイイ人たちもいます。本当に偉い!!体操~マラソンまでは上着を着ていてもいいのに―とも思いますが、なにせ「なるべく薄着で張ろうね~!」「寒くても手足を出してチョッキを着れば大丈夫!」と宣言していますし(笑)、案外子どもは動き出すと大丈夫なのです。8:00過ぎる頃にはお日様が園庭に届いて暖かいのですよ。今月の26日には毎年恒例のマラソン大会もあります。3才児の雲ぐみから太陽まで約1.4㎞を走るマラソンは

「香害を知ってください」

12月なのに暖かい日が続いています。今日、風雲ガーデンのお手伝いをしましたが、汗をかくほどの日差しで子ども達もほっぺを真っ赤にしています。昨日みんなで買ってきたパンジーやガーデンシクラメン、葉ボタンを、ステキに植えましたので、朝の登園の時やお迎えの時に見てくださいね。少し前にデカ達が植えた道沿いの花壇のパンジーも、しっかり根付いてきれいな花を咲かせています。自然食品のお店KAYAさんから、プランターをたくさんいただいたので、もっともっといろんな種類のお花が植えられそうで楽しみです。 このお手紙は、ある小学生からシャボン玉石鹸の会社宛てに送られたものです。 ご存知の方も多いかと思いますが、シャボン玉石鹸は『日本に新しい公害が生まれています、その名は「香害」』と『香害を知ってください』という全面広告を2回にわたって新聞に掲載しました。麦っ子はアレルギー体質の子や大人が多いので、以前から「お洗濯は石鹸に変えてください」とお願いしてきました。実際、強い合成洗剤の香りを放っている洋服を着た子を抱っこすると目や頭が痛くなったり、手についた匂いが洗っても取れな

<隣人の痛みにどう向き合いますか?>

ツワブキの黄色い花が咲き、目久尻川ではジョウビタキが鮮やかなオレンジ色のお腹を見せて飛んでいます。あんなに暑かった夏はどこかにいって、朝夕肌寒さを感じるような季節になりました。大人達は早速厚手の上着やトレーナーをはおっていますが、子どもは元気そのもの!麦っ子に着くとすぐに上着をパッと脱いで半そでやランニングシャツになって飛び出します。大人が心配するほど子どもは寒くないことが多いのですね。ベストでお腹を暖かくして、手足を出して遊ぶのが風邪の予防になります。風や寒気に皮膚をさらすことで、自律神経を刺激して免疫力が上がります。そして身軽なかっこうでよく動くと、呼吸器系にもいいのです。麦っ子名物冬のマラソンは、冷たい空気が肺までしっかり届くので、これまた呼吸系に良い作用をもたらします。ロシアなど極寒の地域では、初めての冬に赤ちゃんの体を毛布などでぐるぐる巻いて帽子をかぶせ、顔を冷気にさらして呼吸させることが、厳しい寒さから命を守る知恵なのだそうです。この冬は半そで、半ズボンで頑張ってみませんか?お腹がゆるかったり風邪気味の時は、①レッグウォーマー(冬用の

「お母さんが大きすぎるのですよ」

大型の台風が通り過ぎた朝、麦っ子に来てビックリ―!!デッキに置いていた重いプールが出入り口の前まで転がって、21期生が卒園制作で作ったおもちゃ小屋はビオトープ側に倒れていました。ゲルの屋根はビリビリに破れているし、小枝やザクロの実も落っこちて散乱…。夜中の暴風で家が揺れたのですから、無理もないことです。ご近所に迷惑がかかったり、人様にけがを負わせたりしなくて本当によかったです。皆様のところはどうだったでしょうか?今年の異常な気候はこのまま収まる気配がなく、いったいどこまで行けば落ち着くのかも分かりませんが、この機会に災害時にどう身を守るのか、麦っ子も含めて、それぞれが真剣に考えなければならない状況にきているのですね…。 大型台風が重なって、被害に合われた被災地の方々に心からお見舞い申し上げます。これ以上、被害が広がりませんように―。復興のために正しく税金が使われますように。 さて、タイトルの「お母さんが大きすぎるのですよ」は、高校3年生になった卒園生のお母さんが真弓先生に言われた言葉だそうです。子どもにとって親、特に母親はある意味絶対的な存在です

<農業女子ってカッコいい~!!>

酷暑の夏がようやく峠を越して9月になりました。台風の影響なのか朝から雨が降ったり止んだりしていた今日、チビちゃん達のお風呂タイムの時セミが鳴き始めました。久しぶりに聞いたミンミンゼミの力強い鳴き声に「あ-っ、セミだ~。セミが鳴いてるね~」と、星空の子ををお風呂に入れていたのちこチャンとにっこり♪今年はあまりの暑さに、ようやく土の中から出てきた幼虫が脱皮前に死んでいたり、カブト虫の幼虫がいっせいに飼育箱の中で土から出て死んでしまった…という話も聞きました。この異常な暑さや経験したことのない激しい豪雨などは、地球温暖化の影響だといわれますが、私達人間は一度立ち止まって生活の仕方を考え直さないといけない時期にきているのだと思います。それも待ったなし、の瀬戸際なのですね。 先月は出雲での「蘇れ生命の力」上映会、今月は天童イオンモールでの「いただきます」上映会がありました。特徴的だったのはどちらも農業女子の皆さんが主催したことです。四季折々の季節の中で、太陽や風や雨などの恵みを肌で感じながらしっかりと土を踏んで、稲作や果樹栽培に向き合う皆さんのみずみずしい

<猛暑の夏をどう乗り越えますか?>

暑い毎日が続いています。猛暑、酷暑、危険な暑さ…。一方では西日本豪雨のすざましい被害や先日の台風被害など、今までの気象への常識が通用しないお天気が続いて、この現象が日本だけではなく世界的なものだと報道されています。各地で被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。ご親戚などが被災地にいらっしゃる方、さぞご心配なことでしょうね。カンパの要請やタオル、バスタオルなど、ボランティアへの呼びかけも盛んにおこなわれていますから、出来ることをできる形で応援していただきたいと思います。親の皆さまもどうぞよろしくお願いいたします。 あまりの暑さに、麦っ子では朝7:20頃から水遊びができるように工夫しています。のんちゃんが初めて作った木製のシーカヤックをデッキに持ち込んで、そこに少量の水をためてバシャバシャ~。水道管に穴を開けて水が少しずつ落ちる白糸の滝?で頭や肩を濡らしてcool downしたり―。本格的なプールの為に、夏休み中の学童やデカで毎朝するプール掃除も楽しみですねー♪大きなプールで存分に遊ぶと本当に気持ちよく冷えますから、午後からのお昼寝もぐっすり

<真弓先生のマンガ本>

暑いですね~!梅雨はどこへいったのでしょう?梅雨の後半に大雨が降ることが多いようですが、もしかするとこのまま梅雨明け宣言が出るかも…なんていう気象予報士もいて、作物などへの影響を心配する声もあがっています。人間の都合で、ほどほどがいい―という訳にはいかないようです。 ペロちゃんの水着とゆうしくんの丸刈りボウズ頭を見ると、麦っ子に夏が来たことを実感する人も多いですね(笑) 涼みたいのはやまやまですが、クーラーで冷やし過ぎると、“夏の暑さ”という自然の恵みをちゃんと身体に蓄えることができなくて、秋になってから不調を訴えることになります。エアコンの温度は、子どもなら外気温の±5℃~10℃ぐらいにするのがいいのですね。湿気をとるだけでずいぶん違いますから、こまめに温度設定をしてください。汗をしっかりかかないと発汗機能が落ちて、自分で体温調節ができなくなってしまいます。以前は、お年寄りほど汗をかくことができにくい為、熱中症にかかりやすいと言われていましたが、今はエアコンの効いた室内で長時間時間過ごす子が多くなり、ちょっとしたことで具合が悪くなるようです。暑

<おみそ汁ってなぁに?>

デッキの側のノウゼンカズラの花が咲き始めました。この花が咲くと夏が近いことを実感します。そしてノウゼンカズラは青部の花でしたね。もう何年前になるでしょうか?初めて青部に行ったとき、お茶畑の中に点在する家々の庭先に、オレンジ色のノウゼンカズラがたくさん咲いていて目を奪われました。その頃はこの辺りではあまり見かけなかったので、よけい印象に残ったのかもしれません。青部には行かなくなりましたが、「この花は青部の花だよ」と子ども達に話しています。梅雨入り前の快晴のお天気にオレンジ色が映えています。 もう何度も上映会のことを書いていますが、再びおみそ汁について―。 先日大和市の漢方薬局さんが企画した上映会の中で、「その後のはなちゃんのみそ汁 GIFT」の上映がありました。「いただきます」の舞台になった九州の高取保育園に在園していたはなちゃんが高校生になって振り返ったエピソードです。はなちゃんのお母さんは、はなちゃんが卒園する前に乳がんで亡くなりました。「せめてこの子が卒園するまで。小学校を卒園するまで。成人式を迎えるまで」生きていたいと願ったお母さんは、保育