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断熱・気密・換気について②

以前、「気密」について取り上げましたが、今回は「換気」について詳しく書きたいと思います。 まず「換気」を計画的に行う上で大前提となるのが、「気密」です。 いくら良い換気計画ができても、気密性が悪い住宅では全く機能しません。 例えるならば、穴の開いたストローでジュースを飲むような行為です。…吸えるわけないですよね。 ここで言う「良い換気計画」とは何でしょうか? 私たちは「室内の空気を、淀みなく安定して換気できること」だと考えます。 …当たり前のことだと思われるでしょうが、この「当たり前」が難しいのです。 近年、第1種・熱交換換気システムを採用する会社が増加してきました。 排気する室内空気から熱を回収するため、熱ロスが少なく冷暖房効率が上がる…確かに見栄えが良いですよね。 しかし、そこに「良い換気計画が実現できるか」の視点を持った会社は少ないように思います。 通称・エコ住宅の達人「西方里見先生」も、著書「最高の断熱・エコ住宅をつくる方法」にてこのように述べられています。 ―――――――――― 宣伝力や営業力に頼る大手ハウスメーカーの住宅では、見栄えが

脇役のレンジフードを考える

キッチンのレイアウトにはさまざまな種類がありますが、近年の新築住宅では「対面式」を採用される方が大半を占めています。 料理をしながら家族の様子を見る事ができるのが人気の理由ですが、今回は「レイアウト」についてではなく、キッチンの脇役「レンジフード」について詳しく考えてみます。 レンジフードのことを脇役と表現しましたが、対面式キッチンの場合、気にしてみると実は存在感があるものです。 レンジフードとは、コンロなどの上部に取り付けられる換気装置のことで、調理時の煙や臭いなどを排気する役割を担っています。 一般的な換気扇とは違い、加熱機器に覆いかぶさるような形で設置されることから、効率的に排煙ができる仕組みになっています。 最近では省エネ機能がついたもの、自動洗浄機能がついたものなど、メンテナンスを楽にしてくれる様々な機能が付加されたものも販売されています。 このような機能性ももちろん大事なのですが、存在感があるものなので、レンジフードの「デザイン性」も私たちは大事だと考えています。 キッチンメーカーによって選択できないケースもありますが、私たちがおすす

断熱・気密・換気について①

ここ数日、急に冷え込んできました。 九州・長崎県佐世保市と言えど、やっぱり冬は寒い…。 この寒い時期でも快適な室内環境を得るためには、まず「断熱性」を高める必要があります。 私たちは断熱材として、現場発泡型の硬質ウレタンフォーム「アクアフォーム」をご提案しています。 しかし、ただ断熱性だけ良くすればOKという訳ではありません。 中途半端な知識だけで施工すると、逆に内部結露等の恐れが高まることもあります。 そこで大事なのは「気密」と「換気」です。今回は「気密」について詳しく書きたいと思います。 (断熱・換気については、また改めて詳しく書きたいと思います) 「気密」とは「どれだけ隙間のない家か」ということです。 この気密性は、「気密測定技能者」の資格を持った第三者機関にて、現場ごとに実測しなければ数値が得られません。 手抜きやごまかしが効かない、丁寧な施工と高い施工技術が必要となる数値とも言えます。 気になる住宅会社には、「気密測定してますか?」と尋ねてみるのもいいかもしれません。 「家は隙間があった方がいいんですよー」なんて答えが返ってきたときは…