DD-101 護衛艦むらさめー艦橋

1/700 ピットロード社製のむらさめ製作開始です。 まずは艦橋窓枠をエッチングに置き換え作業から始めます。手順としてパーツの窓枠を削った後も位置出しが出来るように内部の隙間にプラ材で「コ」字形と「□」形のガイドを作ります。この時高さも隙間が出ないように十分に調整します。正確な位置出しとエッチング部に負荷がかからない強度が確保できればあとは難しくありません。パーツの窓部分を丁寧に削りエッチングに置き換えますが、仮止めにガイヤさんの瞬間パテを使用しています。適度な粘りがありほぼ固まっても微調整が効くので落ち着いて作業できます。本固定は内側から低粘度の瞬セメでしっかり固定。一面ずつの作業がポイントです。後部の窓枠はチゼルで掘ろうとしましたが、下手くそ過ぎてエッチング埋め込みにしました。艦橋全体は合わせ目とヒケを処理、ついでに角にエッジを作りました。ディテールは削ることになりますが写真などを見ると多少異なるので汎用パーツ等で再構築。 マストは純正エッチングですが、少々注意が必要です。上下2分割なので傾きやすい事と細かな点が現在の仕様とは異なる点です。写

ネルソンの手すりで実験

船体の色が明るい場合、手すりも同色で塗ると船のフォルムが腰高な印象になるのが気になっていました。「じゃ、手すり無しでいいんじゃない」、ですが艦橋などがフルディテールであるし、何より「手すりつけたい!」が船をやってる理由のひとつですので・・。 今回、明るいグレー色のネルソンで試してみました。手すり全体を視認性の低いグレー(軍艦色)で塗装後に船体に接着、基部と支柱を船体色で筆塗り(内側はそのまま)してみました。結果、ネルソンの低い船体の印象が保てたと満足しています。鎖の色は黒でも良いかと思いましたが、甲板色との明度差が少ない方が目立たないと判断しました。 手すりはシップヤード製のセット分ですがフェアリーダー用の切り欠きの位置がテキトーな感じなのと長さが微妙に短いです。タラップ2ヶ所分と解釈できますが、なら中央のタラップの所で分割して欲しかった・・・です。(FH社の汎用手すりで一部置き換え) 金属パーツを塗装後に接着する場合は特に丁寧なサンディング(足付け)をお勧めします。プライマーは良くなっていますが絶対ではありません。いつもは面倒でサボってましたが

マスキングシートの悲劇

どなたも一度や二度は経験がお有りのはず。塗装完了、そろそろ剥がしますか・・・で起こる悲劇。下地の処理の失敗か・・ポテチ食った手で触っちまったのか?!・・マスキンングテープ? 市販のカット済みのマスキングシートは糊が強いものが多く危険な香りがするものの指でペタペタやって大丈夫かな・・で貼っちゃいます。後悔先に立たずです。特に塗り分けた木製甲板では精神的ダメージが大きく、折れた心は中々サルベージできません。 そこでモデラー必需品ベビーパウダー。接着の充填剤やポリパテのくっつき防止・マスキング等々・・風呂上がり以外で重宝しています(加齢による乾燥肌でお世話になることがないです)。ベビーパウダーをカッティングシートに薄く塗りその上にマスキングシートを貼りベビーパウダーを糊に付着させます。この時パウダーは少量で糊の具合を見ながら、まだ強いようであればもう一度と様子を見ながら行います。他にも色々と方法はありますがムラが少なく比較的安全ではないと思います。 トラペ・ネルソン用のシップヤード製のマスキングシートは微妙にズレが出ますが、テープを細切れにしてマスクす

戦艦ネルソン×シップヤード

トランペッター社の1/700「ネルソン」はじめました。前々から好きな船で値段は張りますがトラペとシップヤードの組み合わせで、恐る恐る英国沼へ足を突っ込んでみます。 まずは船体。バスタブ式のためやや歪みが出ていますので真鍮線とプラ角材で補正。箱を開けた時から気になっていた船側のイボイボ・・・実際は蓋のようなものがビッシリ並んでいるようですが、写真では全然見えないので跡形もなく削り、ついでに鋼板のモールドも控えめにしました(個人的に船体はスッキリさせたいので)。舷窓は上段は艦尾に追加、中段は前後を埋め、下段は全部埋めました。(下段は窓ではなく排水口かと) ディテールアップは「シップヤードワークス」製を使用します。エッチングは非常にキレイでハーフ部分は荒れもなく、やや硬めの材質で扱いやすいです。ただ、硬めの真鍮は粘りが少ないので曲げ直しに弱いので注意が必要です。さて、肝心の「合い」ですが指示書の「艦橋の作例」は非常に苦労されているようであちこちに隙間が出ていますが、メーカー作例のためキット側・エッチングの調整が出来ないからでしょう。原因は艦橋の屋根パー

エッチングのゲート処理

エッチングパーツの面倒なのがゲート(ブリッジ)の処理かと・・そこそこの大きさなら掴んでヤスってとできますが、極小パーツ等はピンセットで掴んでもヤスれない事もしばしばあります。そんなとき道具の使い方で「そこそこ」の処理が可能です。まずは硬い台(スチールの定規など)の上で小さいノミでカットします。この時垂直ではなくゲートの残りを隠すように45度位の角度で当てます。そのまま下へと力をかけるとゲートが削ぎ落とせます。この時少し押し込み気味に刃を使うのがコツです。ただし、真鍮製に限ります。ステンレスは硬くて削ぐのは無理です。私が使っているのが精密マイナスドライバーを研いだもの・・ベテランの方ならご存知と思います。ドライバーなので最初から角度が浅く簡単に作れしかも安価です。あと折れた針ヤスリを研いでやるとプラやレジンはサクサク掘れます。(スチール定規上での作業は滑りやすいのでご安全に) エッチングの手すりやブルワークをRをつけて曲げたい時の自作の道具・・ただ2本の金属棒をくっつけただけです。1本を支点にしてもう1本で曲げる、ただそれだけですが現物合わせしなが

舷窓の庇をやってみました。

1/700で舷窓のディテールアップは好みが別れるところかと思います。各メーカーさんから販売され色々と使ってみましたが、結局ディテールやクオリティーの問題より作り手の集中力と根気が問題かと・・ですが、丸窓でもシンドイのに「毒をくらわば机まで」と「庇」単体パーツを使ってみる、精神的に1隻分耐えられるか試しにやってみました。 使用するのは「海魂」製の日本海軍用舷窓セットです。これには「庇」パーツがセットされていて、切り出しも最低限の手間で済むよう考えられています。まずは切り出した「庇」をマスキングテープに掴みやすいよう並べます(面倒ですが長期戦の大敵のイライラが軽減できます)。さて問題は接着です。瞬セメで一発で決められる方は良いのですが、私の場合は庇つきピンセットが出来るだけ・・・そこで仮止め→本接着の方法をとります。仮止めで使うのがガイヤさんの瞬間パテ、硬化時間が長く硬化後もそこそこ強度があります。これを微量使って仮止めします(0.3メタルギリングで瞬セメ等を点置き。適度なハリが良いです)。硬化まで数秒あるので位置を調整します。太さを調整した爪楊枝を

三笠完成しました。

ハセガワ社製1/700にインフィニティ製ディテールアップパーツを使用しました。インフィニティのパーツは合いも良く、無茶振りなパーツもなく丁寧に作業してやれば大丈夫です。欲を言えばトップマスト・ヤード・旗竿が若干太いこと、これは真鍮挽物の限界もあるので贅沢な注文かと思いますが・・(旗竿は真鍮線に交換しています)。手すりは汎用の細めのモノに置き換えています。これは白と黒に塗装した場合悪目立ちすると思いデッキは海魂、船体テトラ(海自用)製を使用しました(軍艦色の場合は付属パーツで問題ないと思います)。キットはさすが評判通りの傑作、なんのストレスもなく隙間埋めもわずか、非常に精度が高いので厚めの下塗りには注意が必要な位です。組み立てのポイントはマスト回りの仮組み(適当にやってしまったので修正が面倒でした)。マストのデリックブームの納どころと後部マストとウイングデッキに関係はご注意ください。追加加工は砲塔の防盾?の作り変え・ウイングデッキの支柱・舷窓・ボートダビッドと魚雷防御網のブームを真鍮線に変更しています。空中線などはキリがないので適当です。揚旗索はウ

レベルのタグボートーその1

いや〜懐かしい!ガチャガチャという音で箱を開ける前から判る太っいランナーから生えたようなパーツ、ゴロンと本体パーツ。キットは赤一色で外れたパーツが袋の中で右へ左へ。「ザ・外プラ」です。さて、早速仮組みしてみると反りやバリ・ヒケはあるものの、さすがレベル、パーツの合いは良好です。このキット素組み・筆塗りが似合いそうですが、少し細部をシャープにして行きたいと思います。 まずは船体から・・このキットちょっとディフォルメが効いてるようで愛嬌が増しているようです。最初は箱絵の仕様にするつもりでしたが、ネット上にアメリカ陸軍のST-781艇の良い写真があったのでそちらに変更。細かい点が違うようですが出来る範囲で進めてゆきます。気になるところでは甲板上部の舷側・・キットでは艦首部分が一回り内側になっていますが、船体と面一になるのが正しいようです。そこで舷側の前1/3位で切り離し艦首部分を船体と面一になるように接着します。切り離した部分が約2mmほど隙間ができるのでプラ板で継いでいます。舳先は喫水線まで真っすぐになるよう修正しています。キャビン部は一度ディテール