「平成」と新元号「令和」に共通する意外な共通点とは!?

新元号「令和」が発表されましたね! 心理学で「母性原理」を研究しているのですが、この新元号について面白いなぁと思うことがあったので、個人的な私見ですが共有します。 心理学的な母性原理・父性原理については、心理学者の河合隼雄先生の研究や著書がもっとも有名です。 私も女性活躍推進やダイバーシティマネジメントの研修で、この心理学的な「母性」や「父性」についてお話しさせていただくのですが、この「母性」「父性」には異なる性質があります。 個人の中にも母性性と父性性の性質のバランスがそれぞれあります。 明確に測ることはなかなかできないのですが、7:3とか8:2とか。 女性でも父性性の性質割合が高い人もいますが、男性でも母性性の性質割合が高い人もいます。ここは個人差なのですが、全体でみた時に、女性は母性性割合が高い人が多いので似たような傾向が見えるというのが一つの特徴です。 この性質割合のバランスは、個人だけでなく、社会に当てはまります。 母性社会と父性社会は、時代の中でアウフヘーベンしてきたとも言えます。 ここは東洋哲学と西洋哲学にも通

“らしさ”が活き活きと発露する、やわらかで透明な社会を目指して。

あけましておめでとうございます。 旧年中はお世話になり、ありがとうございました。 平成最後の初春でもあり、皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 年頭所感を記しておこうと決めて、最近ますます難しくなっている「自己紹介」も兼ねて今のお仕事における近況について皆様に少しでもお伝えできればと思っています。 「最近、何をやっているの?」と聞かれると非常に困ってしまうのですが、現在は5社の法人の経営に関わっています。 なぜ5つの会社の経営に携わっているのか、様々なプロジェクトを通してどんなことを目指しているのか、などは昨年中に取材頂いた「Business Network Lab」の中でもお話をさせて頂きました。昨年の振り返りも含めて、一つひとつ近況をお伝えできればと思っています。 日本全国のさまざまな生きづらさを感じている人たちに寄り添い、 それぞれのらしさを発露できるような柔らかな社会を創りたい。 (株式会社OMOYAの事業) リクルートを独立して以来経営している、メインの母体となる株式会社OMOYAは、二つの経営理念

今、一番面白い仕事は「社会実装研究」だと答えた話。

久しぶりにリクルート時代の元同期に会ったら、 「猪熊が今関わっている仕事の中で、一番面白い仕事ってどんな仕事?」 と尋ねられた。 OMOYA Inc.を起業してから4年。 最近は本当に興味深い、心から面白いと思えるような仕事にばかり携わらせて頂いているので、“一番面白い仕事”と言われて、はてと立ち止まったのだが、 「社会実装研究!」と答えた。 社会実装研究とは、その言葉の通り、「社会課題の解決や経済発展を目指して、研究で得られた新たな知見や技術を、実態経営や実態経済の中に活かしていくことで、社会や経済に便益をもたらすことを目指す研究開発のこと」。 最近はOMOYA Inc.でも、理事を務める一般社団法人at Will Workでもこの社会実装研究的なプロジェクトにいくつか携わらせて頂いて、これが本当に面白い。 女子未来大学は社会実装研究というよりも、インスタレーション・アートに近い。 女子未来大学を事業として立ち上げてから、『女子未来大学は社会に投げかけたい問いを授業として投げかけてみるインスタレーション・アートのようなものだ』と何度かお話したこ

社会人になって学ぶ「リカレント教育」って?日本における「コミュニティ・カレッジ」についてまとめてみた。

皆さんは「コミュニティ・カレッジ」という言葉を御存知でしょうか? コミュニティ・カレッジ(Community College)は、教育機関のひとつとされていて、国によって定義は様々であり、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、フィリピン、インド、マレーシアなどに存在しています。 意外と留学を検討したり、留学したことがある方の方がイメージしやすいかもしれませんが、日本ではあまり馴染みがない言葉かもしれません。 コミュニティ・カレッジの起源とは? 国によって定義の異なる「コミュニティ・カレッジ」ですが、 もともとの起源は、それぞれの地域社会に沿った教育を地域住民に提供し、地域文化を振興する目的で設立されてきたとされています。 例えば、地域のコミュニティーセンターや教会の地下ホール、集会場などに地域住民が集まって、関心の高い課題について専門家を招いての勉強会という形で始まったのが始まりだと言われていて、学問的知識の追求のみに終始するのではなく、趣味と実益を兼ねた勉強会的性格も備えていたとされています。 日本においては、あまり「コミュニティ・カレッ

弊社代表の猪熊が群馬県立太田女子高校と、太田市、桐生市、みどり市、伊勢崎市の4つの市の市役所職員の労働組合にて講演させて頂きました。

弊社代表の猪熊が群馬県立太田女子高校で高校生約300名に向けて「私らしさのつくりかた」の講演と、 太田市、桐生市、みどり市、伊勢崎市の4つの市の市役所職員の労働組合にて「女性が活き活きと活躍できる社会へ」というタイトルで講演させて頂きました。 女子高校生の皆さんには何を話すか本当に悩んだのですが、多感な年頃で、未来に大きな可能性や選択肢がある高校生の時代に、 ・自分だったらどんなことを話してもらえたら勇気づけられたか? ・変化する未来をどう捉えていくか? ・その中で自分らしさを活かして誰かの役に立つことで、自分も誰かも幸せになるようなそれぞれの生き方とは? ということを中心にお話させて頂きました。 私たちが高校生だった時代と、彼女たちが生きる今も大きく変化しています。 その中で、自分の人生に後悔なく、 前向きに幸せになれるような「考え方のヒント」を少しでも持ち帰って頂ければと思いながらお話しました。 太女(群馬県立太田女子高校のことをこう呼ぶそうです)の皆さんはとても真面目で純粋な女性たちばかりで、メモを取りながら一

アートの視点から“女性”を語る 〜1/28 ギャラリートーク〜

新宿高島屋・10階 美術画廊で日本画家 若佐慎一氏とのギャラリートークを開催しました! お越し頂いた皆様、ありがとうございました。 今までの若佐さんの展示にも何度もお邪魔させて頂いたことがあるのですが、今回は内在した自分を見つめて「女性」を描くということで、若佐さんの新しい側面を見せて頂いたような気持ちがしました。 ギャラリートークでは、 ・起業家という視点から見たアート、アートと対峙した時に感じること ・1人の女性が多様な顔を持つ、女性の多面性について ・女性らしさとはなにか、女性をどう捉えるか ・若佐さんの絵を描くモチベーションについて ・日本らしさとは何か、日本の中にある当たり前を見つめて、その精神性を探る など、たくさんのことをお話させて頂いてあっという間の60分でした。 お越し頂いた方が、絵とギャラリートークを通して、自分の中に内在する「女性に対するイメージ」が発露して、「新しい気づきがありました!」と言って頂けたのがとても嬉しかったです。 ここでの気づきや学びは、昨日お話し切れなかったことも含めて、オンラインサロンの中でシェア

人間らしく生きることについて考えてみた。ー2017年振り返りー

2017年大晦日。今年も皆様に大変お世話になりました。 OMOYA Inc.のブログは、 日々考えていることや学んでいること、 周りの方から影響を受けたことなど、 できるだけダイレクトにリアルに書こうと思っていたのに、 今年は圧倒的にアウトプットが足りませんでした。 ごめんなさい。 さて、この1年で、東京、神奈川、大阪、京都、愛媛、群馬、秋田、福岡、長野、沖縄、静岡、宮城、栃木、高知、香川、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴと巡って、講演させて頂いたり、学ばせて頂いたり、その土地ならではの空気に影響を受けたり、たくさんの方との出会いがありました。 2016年12月に著書「私らしさのつくりかた」を出版して、2017年は本を通してできたご縁もたくさんありました。 1年前なのが嘘のよう!もっと前のように感じます。 子ども達が未来を「希望」を持って生きるために、何ができるだろう? 先日、同世代のリーダーや経営者で集まっていた時に、 「変化の大きなこれからの時代に、子どもたちや私たちが必要な‘希望’とは何か?」 というディスカッションになりまし

アドテック東京のTECHWAVE SUMMITで「対女性マネジメント講座:彼女達の働きがいとは?」をテーマにトークセッションをさせて頂きました。

東京国際フォーラムで開催されたTECHWAVE SUMMITで「対女性マネジメント講座:彼女達の働きがいとは?」というセッションにて、モデレーターとして登壇させて頂きました! スピーカーは尊敬する友人でもある池原真佐子さんと大本 綾ちゃん、そしてアドテック東京を立ち上げられた武富 正人さんの4名で楽しくディスカッションをさせて頂きました。 ディスカッションテーマは、女性の働き方(女性活躍)とマーケティングの視点から大きく3つ。 1)女性がより自らの可能性や能力を活かす、仕事において成果をより出していくために必要なスキル・力・成長とは? 2)女性メンバー・部下に対するマネジメントや女性が多い組織で苦労しがちなポイントとは? 3)女性×マーケティングの可能性とは?(「感性を活かす」とは?) マーケティングの世界において、女性マーケターが持つ可能性は非常に大きいと感じています。 武富さんのお話では、グローバルなカンファレンスでは、参加者は女性が主流で、日本でももっと女性が参加できるような形にしていきたいとお話頂きました。

【3/25、弊社代表の猪熊が高知県主催の高知県立大学・高知工科大学のキャンパスで行われた「こうち起業サロン」に登壇させて頂きました!】

テーマは、「人間らしさ」が求められる時代の未来型のリーダーシップ。 リーダーに必要な「未来」を見通す、予測する力を皆さんと一緒に考えるために、いくつかの切り口で、私たちが今生きている2000〜2100年という時代に思いを馳せます。 この時代の転換期に求められている「人間らしさ」とは何か。 そのヒントとして、研究している心理学的、社会学的な「母性性」のお話もさせて頂きました。 いつもの起業講座よりも、かなり概念的なお話をさせて頂いたのですが、みなさんとのディスカッションを通してさらに学びを深めることができたように感じています。 多様なリーダーの形がある中で、未来の幸福の価値観を牽引できるのは、下記のような特徴のあるリーダーではないかと考えています。 ◇組織や一人ひとりの可能性を最大限引き出す。 ◇競争や奪い合いではない世界を創れる。 ◇効率性、合理性だけではない創造性。 ◇多様性、新しい価値を生み出す力。 ◇「待つ」こと。バランス感覚や受容力。 ◇弱いからこそ強いリーダー。 高知県の「こうち起業サロン」は色んな地域行政の起業支援の中でも、環境的にも

【3/16、新電元工業株式会社様でダイバーシティ推進セミナーとして、弊社代表の猪熊が「女性が活き活きと働ける会社になるために」をテーマに講演をさせて頂きました】

新電元工業株式会社様は、半導体や電源、電装、ソレノイドなどの事業を行う、従業員数4700名を越える大きな企業様なのですが、 ダイバーシティ推進や女性活躍推進に対する取り組みの一つとして、本日のセミナーには全国からテレビ会議も含めて100名近くの皆様にお集り頂きました。 女性活躍推進には、女性たちの「意識」「実力」「周りの環境」が3本柱で向上していかなければいけないと、いつもお伝えしているのですが、この3つに沿ってそれぞれに具体的な考え方や、職場やマネージメント現場での汎用事例などについてお話させて頂きました。 今日も少しお話したのですが、女性活躍推進の壁の一つとして、「無意識なジェンダーバイヤス」があります。 「無意識なジェンダーバイヤス」は女性を差別しようという意図的なものや悪気がなくても、 無意識的に「女性だから…」と偏った判断をしてしまい、女性たちの成長可能性や機会を提供できていないこと。(逆に「男性だから...」という無意識なジェンダーバイヤスが働いていることもあります) 私たちは何かを判断する時に、より簡単に迅速に情

POLA×メルセデスベンツが開催するイベントPOLA TALKER'S TABLE FEAT. WE/で弊社代表の猪熊が「私らしさのつくりかた」をテーマにトークイベントをさせて頂きました!

「私らしさのつくりかた」をテーマに、Inspiration Talkや自分らしさを引き出すワークショップなどを実施させて頂きました。 お越し頂いた皆様、ありがとうございました! 女子未来大学でも大切にしていることですが、「すべての人がすべての人から学ぶ」ことができます。 なので、一方通行に話すだけではなく、 ワークを通して参加者同士が気づきをシェアしたり、 参加者同士の女性たちもお互いに学び合う。 同じテーマのために集まった皆さんだからこそ、それぞれに共感出来る部分や、自己理解と他者理解を深め、学びながら創発する場になったのではないかなと思います。 さて、今回の会場となったのは六本木のメルセデスベンツコネクションに期間限定で設置されているドーム型のCOMMUNITY AREAが出現。 五感で楽しむCONTENTS&SPACEをコンセプトに2/23〜5/21まで、さまざまなトークイベント、緑匠 四代目 又右衛門さんの人と共創する生命力溢れるグリーンの空間、美容と健康を考えたメニューPOLA ビューティーDELIなどが楽しめる空間

弊社代表の猪熊が、岡村製作所 労働組合のWoman Forum 2017 で女性活躍推進をテーマに講師をさせて頂きました!

先日、オフィス家具・商環境の店舗用什器では国内シェアトップの株式会社岡村製作所 労働組合主催のWoman Forum 2017で「女性が長くいきいきと働ける会社にするために」というテーマで、弊社代表の猪熊が講演とワークショップの講師をさせて頂きました。 女性が活躍する企業になるためには、 女性たちの「意識」×「実力」×「環境」が3本柱で向上していかなければいけないといつもお話しているのですが、今回はこの3つの点から、 具体的にどんなことが今起こっているのか、 なぜ課題に直面しているのか、 それをどう解決していけば良いのか、というお話をさせて頂きました。 「組織風土を変える」というのは、なかなか一筋縄ではいかないものですが、 組織の中で女性活躍を進めていく時には、 <知る><伝える><変えていく>という3つのステップが必要だと考えています。 この<知る>という部分においては、 ・女性のライフコースがどう多様化しているのか ・キャリアとライフプランを描きづらい悩みや不安がなぜ起こるのか ・男女の性差の理解(心理学的・生物学的・社会

新宿伊勢丹にて老舗ジュエラーL&Co.×100 carats of beautiful lifeのトークイベントに登壇させて頂きました!

「日本らしいしなやかで美しい女性になるために」というテーマで、私が尊敬する美しい女性の先輩たちに教えて頂いたこと、日本の伝統文化やそこにこめられた想いについてお話させて頂きました。 伝統文化もジュエリーも、世代を超えて受け継いでいくことができるもの。 私が(一社)全日本伝統文化後継者育成支援協会で伝統文化を次世代に繫ぐ活動をしているのも、 本当に美しいものを未来の日本に残していくこと、 絶えてしまうと二度と取り戻すことができない素晴らしい技術や素材や文化を絶やしてしまわないこと、 そして、子どもたちに目に見えない人の心や努力に、思いを馳せることができる思いやりのある人に育って欲しい、 と思っているからです。 今回、L&Co.さんとコラボレーションしてプロデュースした七宝文様のジュエリーは、日本伝統文様に込められた意味や想いを知り、現代を生きる女性たちのライフスタイルにも取り入れて欲しいという想いでつくりました。 ​ 今回のトークショーで着用した真っ黄色のドレスも(一社)全日本伝統文化後継者育成支援協会でプロデュースしている