【夢想ごはん】おすそわけのおすそわけ ひとりでたべてもひとりじゃない

おすそわけの おすそわけ ひとりでたべても ひとりじゃない このことばは、ずいぶん前に作った写真はがきに添えたもの。 たしか、友人が実家から空豆がたくさん送られてきたと言ってわけてくれ、 それを茹でて鞘から出し、ガラスの器に盛り、写真を撮ったと記憶している。 当時使っていたフィルムカメラが旅先で電池切れ、 仕方なく海辺の売店で「写るんです」を買った。 早く現像に出したくて、残りのフィルムに、空豆の一皿を写した。 仕上がってみたら、近づきすぎてピンボケだったけど なんとなく、写ったもののなりゆきも好ましく、 ハガキにしたのだ。 一度目の結婚と今の結婚の間の時期。 仕事が発展していく陰に寂しさを置き、 外側の大きな世界と自分の世界のコントラストを生きていた。 その間には、くらしを共にする家族という世界はない。 空豆の写真は「自分あそび」のひとコマ。 再び家族を得た今、到来物は別の意味を持つようになった。 夫と私、両方の家族から贈り物が届くことがあり、 贈ることもある。 家族だけでなく、近くの知人友人からも 美味しいおすそわけがたくさん恵まれる。 二人