笑いすぎて泣いた!

Updated: 3月7日

10月のある日わたしは「お笑い」に出かけた。笑わせる方ではなくて笑ってあげる方。北海道に居た頃テレビで見た「吉本新喜劇」をいつか目の前でみたいと思って数年が経ちいよいよの決断。行くのは平日だから当日券でいいかと思いきや前日にはチケットが残りわずか!わ〜タイヘンと慌ててネットでチケット購入に挑んでみるがいつもの様に途中でくじける。。なんで画面が進まないの!あーどうしよう、焦る、意味のない画面をたくさん表示してしまう、パニック〜そうだ、こういう時は冷静に自分のペースにもどそう。上着をきて財布持ってコンビニに走る。そうアナログがいいのよ。ファミリーマートのファミチキ(は鶏肉)じゃなくて、、ファミチケでチケットを購入しひとりほくそ笑む秋の夜。

 

うす曇りの空の下ワクワクしながら着いた「大阪なんばグランド花月!!」団体客や修学旅行生いっぱいに混じりおひとりさまで入場。劇場の空気が「関西だ!」元気な関西弁のざわつきもあるけどなぜか異国のような不思議な体感温度。新宿ルミネの吉本とは何かが違う。ラストの新喜劇コーナーまでの2時間弱、若手からベテランまでスペシャルな演目。しかも前日に取った席なのになぜか1階中央、前から4列目の端っこ。

うれしいけれど芸人が降りてきて小さいからってステージに引っ張り上げられたらどうしよう。。なんか芸できたっけ?などと少しドキドキしながら開演。

 

そして。。私は「わらった!笑わせてもろた〜」坂田利夫、あのアホの坂田で泣いてしまった。笑いすぎて泣いたのは何年ぶりだろうか。

私はたいがい笑わせる側なので心の底からいや体の中から腹筋が飛び出してしまったかのような笑い泣き。隣の席のイケメン兄ちゃんもイスから落ちそうに泣いていた。

もちろん若手漫才の早口でまくしたてて行くスピード感や現代的な会話ネタも笑える。けれど圧倒的にちがうベテランの凄さは言葉の「ま」。

空気を止める様なセリフの「ま」だ。ボケとツッコミのその先のオチがわかっていてもその瞬間の「ま」と「表情」で新しいオチになったりする。大ベテランの西川きよしは舞台に出てきた瞬間にあの大きな目で客席の空気を変えた。台本を無視してアドリブで笑わせるアホの坂田の「顔面芸」炎天下で溶け出すアイスクリームのように顔のパーツをゆるめて共演者すら笑いが止まらない。そして常連客は周りを気にせずに拍手喝するし掛け声のタイミングもナイス!関西弁は心がそのまんま伝わるんやなぁ〜新喜劇ではシリアスな場面で小道具がガチャンと落ちてしまうこと度々。それもとっさにネタにしてしまう熟練のわざ。

あっという「ま」でした。 あ〜毎月いや毎週通いたいなぁ。。。

 

ちなみにこの投稿で「妻がなんばグランド花月へ行っていた事実」を初めて知る夫は私が待ちに待った鍋焼きうどんのフタを開けた瞬間に咳き込こんで、その口から鍋焼きうどんに異物を飛ばしてくれるような「ま」の良さを持っている。

 

 

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