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演技に邪魔な「偏見」

アクトガレージ主催トレーナー・監督の中村です。

 

演技をするにあたり最も大事なのが、人に対する「偏見を持たない事」です。

 

「偏見とは、十分な根拠もなしに他人を好きとか嫌いとかと判断する感情である」

 

演技は偏見を持って相手役に接してしまうと良い事は何一つありません。

 

相手役と対峙する時にはフラットな感情で中立的、客観的でなければなりません。

 

演技は設定の上に成り立つもの

 

人には人に対する第一印象でのイメージや個人的な感情がどうしても付きまといます。しかし、演技には「設定」があり、相手役との設定が時には好きな人であったり、逆に嫌いな人であったりします。あくまでも設定の上で演じなければなりません。フラットな感情に「設定」を上乗せしていくイメージで演技を作っていきます。フラットでなければならない土台が、偏見でグチャグチャだと、演技の構築に邪魔になってしまい無駄な時間がかかります。偏見を取り除く事が出来なければ、その相手役とは演技が出来ないという事態にまで陥ります。

 

演技において重要な「客観性」

 

よくプライドが高かったり、頑固だったり、優越感が強かったりする人に偏見で人を見る人が多いと言われます。そういった性格的な事も大きいですが、演技において重要なのは「客観性」が欠落していないか?です。

 

演技において「客観性」はとても重要であり、自分の心情(内面)や表情(外面)がどうなっているかを冷静に客観的に見る必要があります。

 

自分が演じる役を、

 

自分が演じているときに、

 

自分が偏見を持って相手役に向かってないかを、

 

自分で気付かなければなりません。

 

偏見は演技の邪魔をする

 

無論、人間的な大きさを兼ね備え、大きな心で相手を受け止めるに越した事はありません。ただ、様々な環境で生きてきた人達に、「器を大きく持って演じて下さい」とは無謀な要望です。だから、この記事を読んで自分に当てはまると感じた人は、「偏見を持ってはいけない」と心に念じてから演技に臨むようにしてください。そうすれば、少しづつその意味が理解でき、段々とフラットな状態に近づくと思います。

 

偏見は演技の邪魔をする。

 

覚えておいて下さい。

 

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※本記事に書かれた演技に関する学びは、執筆者である中村英児が自身の俳優・監督・トレーナーとしての経験に基づき、独自のメソッドとして伝えています。記事の無断転載はお控えください。

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執筆 中村英児

(アクトガレージ主催トレーナー)

俳優 映画監督 映像クリエイター

株式会社プロダクションガレージ

代表取締役(映像制作会社)

 

日本映画監督協会会員。1999年より俳優として活動。俳優業の傍ら、Vシネマでの脚本執筆をきっかけに、監督として長編映画8本を制作し都内単館映画館で次々とロードショー公開。企業のプロモーションビデオも多く手掛け、2017年、映像制作会社を設立し代表に就任。主な出演作に「アウトレイジビヨンド」(北野武監督)、「任侠ヘルパー」(準レギュラー/フジテレビ)、主な監督作品に「SAMURAI SONG」、「ニャチャンへ続く道」(ドキュメンタリー)、「つながり」(はづき虹映監修)等がある。アクトガレージでは主催トレーナーを務める。監督・俳優としての両面から指導出来る事が強み。

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