15各島のポリネシア古来の呼び方

古代ポリネシア人たちの頭の中には、海に散らばる島々がしっかりと記録されていた。 そこには、国境も境界線も全く引かれておらず、一つの広大なエリアとして理解されていました。 その島々を見つけるため、目指すために、スターナビゲーションの技術が発達し、星を手かがりに航海をして 360度海に囲まれる状況から、島々の位置を定め、しっかしと目指し渡り移り住んで行きました。 これは、クック船長を航海をサポートしたタヒチ人航海士の頭の中にあったポリネシアの地図。 方位磁針などの文明の利器が無い中でも、しっかりと多くの島々の位置関係を理解し、 自分たちの位置関係を大海原の中で理解していたことが分かります。 1824年にロシア人製図技師von Krusensternが、1779年に亡くなったクック船長の名誉を讃え、 The Cook Islandsと名称変更しました。 突然、外からやって来た西洋人たちに、便宜的に、海に線を引き、15の島を囲い、クック諸島と名付けられた。 その島々に住んでいるポリネシア人たちにしてみたら、迷惑なことだったのかもしれませんね。 15の島々からなるクック諸島。 1824年以前に、この15の島々が1つの国のまとまり、単位として考えられたり、統治されたりしたことは全くなかったということ。 それまでは、一つの島々が独立して、独自の酋長と共に文化を築き上げていたということ。 よって、各島々にはそれぞれ、ポリネシア古来の呼び方があります。 今でも、ダンスショーのステージにて、 自分のルーツをたどり、「私はこの島とこの島の出身なの」と紹介するときなどに、ポリネシア名の島で呼ぶなど

国名変更を望む動き ポリネシア人のルーツを示す名前へ

先日、「小国クック諸島が国名変更を望んでいる」という見出しの記事が世界中を巡りました。 私もそんなニュースを逆に私に教えてくれる海外在住の知人たちにより、そのニュースの大きさを知ったまでです。 参照: AFP通信3月5日付 クック諸島、国名変更を検討 実際には、現在は国会も承認する委員会が発足し、国名変更にあたり議論を進めているます。 委員会のメンバーは、島の酋長、学識者、政治家などなど。 なんともうすでに、60以上の”クック諸島”に変わる新しい国名の候補を集めて、準備を進めている、との事。 では、なぜ今、急に国名変更の動きが出て来たのでしょうか? その前に、なぜ、どのような経緯でクック諸島という国名が命名されたのか、歴史を遡ります。 ”クック諸島”と聞くと、”キャプテンクック船長”を思い浮かべる人が多いと思います。 「キャプテンクックが確認した島々に由来してクック諸島ですか?」 (ポリネシアの人たちにとっては発見ではなく、西洋人として位置を確認した、という意味です。) と、聞かれますが、実は違います。 キャプテンクックは1773年に、南クック諸島の島々を確認し、 イギリス将校の名前からハーヴィーアイランズ(Hervey Islands)と名付けました。 これは、現在のクック諸島からなる15の島々を占める通称ではなく、南クック諸島のみを占める言葉でした。 (ラロトンガ島、アイツタキ島、マンガイア島、マウケ島、アチウ島、タクテア島、マヌアイ島、マルマストン島) 1824年にロシア人製図技師von Krusensternが、1779年に亡くなったクック船長の名誉を讃え、

不名誉な世界記録更新 肥満に悩むクック諸島

World Population Reviewの発表によると、世界の肥満度2019年の統計で クック諸島は世界2位となりました。 Most Obese Countries in 2019 昨年は世界3位。 なんとも不名誉な、世界記録の順位更新です。 今では、世界人口の30%が肥満となり、その数は増え続けているよう。 「(クック諸島は)人口の数が少ないから、何か計算の間違いだよ?」 「そんな情報何かの間違えだよ」 危機感を感じず、 こんなのんきな反応をしているパブリックの人々を見ていると、私も時々不安になります。 だって、周りを見渡すと確かに、サイズが大きい人ばかり。 でも、みんな大きいから、確かに感覚が麻痺してしまっているのかも。 お店に並ぶ服は、通常サイズXから始まります。 そして、XX、XXXと徐々に大きくなるから、サイズMが見つかったらラッキー、サイズSを見つけることができたら幻。 島に住むたくさんの犬たちももちろん”肥満犬”が多い気がするのは私の気のせいだけではないと思います。 肥満とは、身長と体重を以下の計算で判断します; 【BMI計算式】 肥満指数(BMI)= 体重 kg ÷ (身長 m ×身長 m ) 156cmで62kg以上 160cmで64kg以上、 170cmで74kg以上が肥満度1で肥満予備軍。 体重がそれぞれ74kg、76kg、88kgとなり数値が30を超えると肥満となる。 確かに、自分の身長&体重を比べてみると、70kg以上もあるとなると確かに問題な重さだと思います。 保健省の発表によると、クック諸島の大人の3人に1人がNCD(非感染性疾患)だ

運転免許証&バイクテスト受付時間@ラロトンガ警察署

クック諸島に旅行中、スクーターに乗り島をゆっくりと巡ってみたいという方も多いと思います。 スクーターをレンタルし、運転するにはスクーター運転が許可された国際免許証の持参が必要です。 (スクーター許可の場所に判子が押されているか再確認してください) もしくは、ラロトンガ島の警察署にて筆記&実技テストを受けると、即日で旅行者用ライセンスの発行も可能です。 昨年からころころと変わっていたシステム&時間など、 2019年4月末現在、ラロトンガ島警察本部内にある、運転免許証窓口のオープン時間は以下のようになっています。 ラロトンガ島 アヴァルアにある警察本部「運転免許証窓口」オープン時間 月曜日から木曜日 8amから4pm 金曜日 8amから3pm 土曜日 8amか12noon 日曜日&祝日 お休み 受付後、テストに進む場合、以下の時間内のみの対応となっています。 運転免許証テスト受付時間 月曜日から木曜日 8:30amから2pm 金曜日 8:30amから12:00noon 土曜日 8:30amから10:30am 以下は、ラロトンガ島の目抜き通り、アヴァルア市内の中心に向かうローターリーの風景。 クック諸島には信号が1機もありません。 アヴァルア市内の始まりと終わりにロータリーが1つづつある、のどかな島国です。 朝8時の島の通勤ラッシュと、4時の帰宅ラッシュは島なりの渋滞もありますが、まだまだ譲り合いの心で社会が動く 小さな心地良い大きさの国です。 話は逸れましたが、 スクーター運転の際は、ヘルメット着用義務となっています。 でこぼことなっている場所、そして突然飛び出してくる犬や鶏に注

「クック諸島」国名変更にあなたは反対?賛成?

先日、世界を巡った、小国クック諸島の国名変更の動きへの試みがある、というニュース。 クック諸島に住んでいる住人の私たちからしたら、実際は、え?そんな世界を駆け巡る大ニュースなの?という感触でした。 職場の仲間、道で立ち話する人々に話題を振ってみても、え?それ何のこと?そんな議論初耳だわ! という返答も珍しくはありませんでした。 その後、地元の新聞Cook Islands Newsでも数回取り上げられたこともあり、その議論の注目度は上がりました。 「あなたは国名変更に賛成ですか?反対ですか?」 ソーシャルメディアを通して海外在住クック諸島人も含めて、賛否両論、色々と意見交換がされています。 私もとても興味深くその意見を読んでいます。 その中で、「国名変更支持派」「否定派」代表的な考え方を以下にシェアします。 「国名変更反対派」の主張 ・より一層重要なことが山積みある。教育、医療、貧困、道路、若者、アルコール依存症、飲酒運転、などを整えるほうが優先 ・ようやくCook Islands(クック諸島)という名前がポリネシアの観光地として知られるようになり、世界の人々が私たちの小さな国を知るようになったばかりなのに、今変更するのは今までの努力が無駄になる ・過去に起きたことでは無く、今、これからのことを考えていこう ・私たちの先祖たちが付けた言葉を、現代の私たちが変更することはタブーではないか ・ニュージーランドが、時には自分たちをAotearoaとマオリ語で表現したり、ドイツがGermanyなのに、時にはDeutshlandと名乗るように、クック諸島も自分たちのポリネシア風の名称を付け

在NZ日本国小林大使訪クック 信任状を渡す儀式が行われました

クック諸島を管轄する在ニュージーランド日本国大使館にこの度着任された、 小林大使がクック諸島を訪問中です。 私もこの機会に学びましたが、新しい大使が着任した際、 日本の元首(おそらく天皇陛下だと思います)から託された「このも者を大使を認めてください」と記された 「信任状」を提出する儀式が行われるということです。 それが、信任状捧呈式。 大使は、この儀式を終えて初めて正式な大使として任務を開始することができるということです。 クック諸島の元首は、英国のエリザベス女王。 赴任の大使は、英国エリザベス女王の女王名代をクック諸島で務めているマスター氏(Sir Tom Marsters)に信任状を渡すということです。 この日は、スペイン、フランス、ベルギーの大使と共に、4か国の新任大使たちが集いました。 クック諸島に位置する外国の大使館は、ニュージーランドのハイコミッションのみ。 よって、各国大使は皆、在ニュージーランド大使となり、クック諸島も一緒に管轄しているということです。 トロピカルな花に飾られ、さすが南国という雰囲気が漂いますね。 ちなみに、日本に赴任する各国の各国の大使たちは、天皇陛下に信任状を渡すということです。 「2011年3月に外国関係を結んだ、比較的新しいパートナーの国とはなるけれど、 クック諸島と日本との関係はそれ以前にもはるか遡る2カ国間関係が築き上げられている。」 2011年3月以前は、クック諸島(ニュージーランド領)として世界地図に掲載されていました。 2017年には、ラロトンガ島に、アジア諸国として在クック諸島日本国名誉総領事も任命され、 ますます協力関係が深

国名変更の論議白熱中 島の酋長たちが物申す

クック諸島には、人々が暮らす12の島々に、合計で24名の酋長たちがいます。 クック諸島マオリ語でアキリ(Ariki)。英語ではチーフ。 人々の暮らしの規律、古くから伝わる慣習&伝統行事など、 島の暮らしはいまでもアキリたちの元にまとまり、集い、執り行われていると感じています。 そんなアリキたちが集い、国会にアドバイスすると形でハウスオブアリキ(House of Ariki)という機能があります。 ソーシャルメディアを通して、加熱する国名変更に対する論争をこれ以上拡張せず、 またある一定の方向性を導こうをいう趣旨で アリキ酋長たちが声を挙げました。 その1 「クック諸島 = Cook Islands」という、英語名は継続する その2 現在クック諸島マオリ語で利用されている、Kuki Airani(発音:クッキアイラニ)に変わる、 自分たちポリネシア人の誇りを持つことができる国名に変更する。 酋長たちが、何度も集い、話し合いを行った上での、最終的な意見ということです。 この2点を、ハウスオブアリキの意見として政府、国名変更コミッティーに提案・助言するということが決定したということです。 そして、現在候補として上がっている60以上の新しい国名候補を引き続き、吟味していこうということです。 ちなみに、以下が名前候補の一部です。 クック諸島マオリ語はローマ字読みをすれば発音ができます。 また、日本の漢字のように音節には意味が込められているので、興味深いです。 Ipukarea - イプカレア 意味:故郷の地、生まれ郷 Homeland/birthplace PIR

マルマルアトゥア号 無事にラロトンガ島へ帰還

オークランドから19日間の海のヴォヤージを終えて、 マルマルアトゥア号が無事にホームである、ラロトンガ島に帰ってきました。 本当に、帆船で大海原を渡ることが出来る!ということを クルー自身、その家族、親族、知人を通して、ポリネシア人としての意味あることを私たち皆に教えてくれました。 歓迎セレモニーが行われる朝、 ワクワクして朝早く向かった港。 遠くに見える帆船。 力強く、且つ穏やかに浮かぶ、マルマルアトゥアの姿を見て思わず感動しました。 本当に帰ってきたんだ! おかえりなさい! マルマルアトゥア号、 そして勇敢な14名のクルー達を島の人々が集まり歓迎しました。 ラロトンガ島のアリキ(酋長)の一人が帆船を島に迎え入れ、歓迎するセレモニーがスタート。 島の女性達が歓迎のコーラスを歌い、花&葉の冠、首飾りが次々とかけられ、 新鮮なココナッツジュースが手渡される。 まるで歴史舞台そのもの。 きっと数百年前も同じように行われていたのでしょう。 首相の挨拶で心に残ったフレーズは、 「我々は海の民 We are ocean people。 ヴォヤージする民ということをこの帆船は物語っている。 マルマルアトゥア号はただの帆船ではなくそれ以上の意味を私達に語りかけてくれる」 19日間、一切陸地を見ることのなかった旅。 荒れた天候の日もあり、クルー達で皆振り落とされないようにしがみついていた日もあったとのこと。 本当に、お疲れ様でした。 そして、この帆船が、今後ラロトンガ島を拠点に様々は場面で活躍することを願います。 以前のように、観光客を乗せたクルー体験も再び復活する可能性台ですので、好御期待!

2018年クック諸島が歩んだ、最も世界に誇る2つ挑戦 その1国全ソーラー化

昨日紹介したマラエモアナ海洋保護区に続き、小国クック諸島が世界に誇る2つ目の挑戦のお話です。 その2。 2020年中に、国の人が住む全12島のエネルギー源の全てを再生可能なエネルギーへ移行を目標に掲げている。 それは、太陽光、ソーラーパネルへの移行です。 日々、燦々と光り輝く太陽。 そして広々とした緑地や芝生エリア。 素人の私にでも、太陽パネル設置するのにこんなに最適な場所はないのではないか、と思うぐらいの南の島です。 現在はニュージーランドから3000kmの海を貨物船で定期的に運んでくるディーゼルを使い、 発電機を利用して電気を作っている。 輸送費&メンテナンスを想像しただけでも、クック諸島の高い電気料金が想像つくだろう。 UNDP、アジア開発銀行、そして日本などからの資金・技術援助も受け、現在までに、無事に80%が終了。 残りは島民の多い、アイツタキ島とラロトンガ島の2つの島のみとのこと。 先日、政府は2020年完了の目標に向けて、プロジェクトは順調に進んでいる、と発表。 現在の日本の再生エネルギー自給率はなんと6%だという。 *参照 経済産業省資源エネルギー庁 「なっとく!再生利用エネルギー」 一国の全て、100%全部のエネルギー切り替えというのは、初めての試み。 2020年に予定通りに完了したら、クック諸島は世界初、そして唯一のエコエネルギー国家となる。 地球環境に優しく暮らし、未来を生きる次世代を配慮した、小さな国の大きな目標。 小国クック諸島の大きな挑戦は続きます。 もう日本は、新年を迎えた頃でしょう。 世界で一番最後に年越しを迎える国のひとつ、クック諸

2018年クック諸島が歩んだ、最も世界に誇る2つ挑戦 その1マラエモアナ海洋保護区

日本より19時間遅れ... .... ゆっくりと時間が流れるクック諸島は、時には同じ地球上の国であるということを忘れてしまうぐらいです。 暑い日差しとトロピカルな日々、 そして年末年始休暇など全くないので、年越しを迎えるという雰囲気は全くありません。 ラロトンガ島は1月1日&2日のみが新年の祝日で、12月31日も通常通りの出勤です。 国民1万8000人、 世界の国々の中で、国民数、国土の広さなど下から数えて10本の指に入るまさに小国のクック諸島でも、 今年2018年は世界に誇れる大きなステップが2つありましたので振り返り、紹介します。 その1。 ひとつの国として独自で管理する世界最大の規模の海洋保護区、マラエモアナを設定し、運営を開始しました。 マラエ・モアナ(Marae Moana)とは「聖なる海」を意味するポリネシア語。 マラエとは、ポリネシアの古代遺跡の名称で、古代の人々が儀式を行ったり、大切な会議を行っていた石で囲まれた聖なる場所。 モアナとは、ポリネシアの言葉で「海」を意味します。 昨年、クック諸島の排他的経済水域(EEZ)、その190万km2すべてが海洋保護区として指定されました。 その広さは、フランスの国土の3倍、オーストラリアのグレイトバリアリーフ(約34.4万km2)の4倍以上もの広大な海です。 日本の鹿児島県徳之島とほぼ同じ面積の小国クック諸島(約237km2)が、 日本の排他的経済水域447万km2の5分の2以上もの広さの海を保護区として守っていこうという方針を決めたのです。 一国のすべての排他的経済水域(EEZ)を海洋保護区として

22番目の草の根無償資金 ミティアロ島に貯水タンク決定

日本の草の根無償資金による、ミティアロ島の貯水タンクの支援が、確定し、署名式が行われました。 援助金額は、115,500 NZD。約860万円です。 人口約200人未満の小さな島、ミティアロ島。 横に6.4kmほどの平たい島。 島には小学校が1校。 観光客の訪問も年間500名あまりに留まる、昔ながらの南の島の暮らしが残るのどかな島です。 島の内陸を深い山で覆われ、無数の川が流れ、水が豊かなラロトンガ島と異なり、 一年を通して水の確保が、島の人々の生活にとって課題である島。 そんな島に、2万リットル規模の貯水タンクを10つ建設、また、移動式の貯水タンカー1台の購入がされるとのことです。 ミティアロ島のアリキの一人(酋長)である、Travel Tou Airiki、島のコミュニティーリーダーたちが立ち合い、 署名式は心温まるセレモニーでした。 「私たちの小さな島の人々のことを、日本の政府、人々が思ってくれていることをうれしく思います。 世界のどの地域でも同じように、水は私たちの生活にとってとても大切である、常に直面している問題です。」 セレモニーを始めるに当たり、 島の伝統的な歓迎の印で香り高い葉のネックスが参列者皆にかけられ、 オフィスは一気にクックアイランズの島の雰囲気に包まれました。 「ミティアロ島の人々が、責任を持ってこのプロジェクトを進めます。 そして、このプロジェクトが完成したら、完成式にぜひお越しください。 その時には、クック諸島の伝統的な帆船も再びラロトンガ島に戻っていることでしょう。 ぜひ、帆船に乗って、私たちの島ミティアロ島にお越しいただき、完成式にお越しくださ

国の人口20%を占める外国人労働者!?! 議論沸く

先日入国管理局が発表したデータが議論を沸かせている。 「現在、クック諸島、国の総人口、約1万8000人の約20%を外国人労働者が占めている」 ラロトンガ島で暮らしていて、 日々利用するスーパー、ガソリンスタンド、レストランなどで働いている多くの人々は、外国人であることは気が付いている。 地元の人ももちろん知っている。 そして、観光業&サービス業に従事している私は ホテル、観光施設もその多くは外国人スタッフが縁の下の力持ちとして関わっていることはすぐに気が付く。 でも、改めて20%強というデータが出てくると、皆、びっくりしてしまったということだろう。 人口1万2000人のラロトンガ島の地元クック諸島人たちが 慌てて危機感を感じ、世論を騒がせている。 20%外国人労働者の内訳話というと; トップ3は、 フィジー人 741人 フィリピン人 703人 ニュージーランド人 576人 観光業が以前より盛んである、フィジーとフィリピンから多くの人々がクック諸島に働きに来ていることが分かりますね。 もちろん、単身で来ている若者もいますが、家族できていたり、 もう10年余りクック諸島で働いているので、クックで生まれた子どもたちを育てているフィリピン人家族も珍しくはないようです。 地元の者たちは働きたくないし、働いてもこなかったり、続かないし、、、 外国人労働者に働いてもらわないと、今の島がまわらないでしょ... ... とは思うこと多々ありますが、 フィジーとフィリピン、この2カ国の労働者だけで、ラロトンガ島の島民10%強。 と、考えるとやはりこの数字はすごい数。 クック諸島の人々達が、自分たち

グーグルマップ&グーグルアースのデータ収集中

もう少しで、ラロトンガ島の道路&風景の様子が、グーグルに掲載されます。 現在、ラロトンガ島のあらゆる道をカメラを付けて車に乗ったGrid Raroチームが走り回り、 グーグルマップへ掲載する画像、ストリートビュー、360度ビューなどの情報を集めています。 住所が存在しない島。 郵便物は、郵便局留めのみ。 郵便番号ももちろんない。 どこに住んでいるの?と言われたら、自分の住んでいる村の名前をいう。 もしくは、近くのお店やホテルの名前。 そんなこんなで、シンプルな島の日常生活は成り立っている。 1周32km、いくら小さい島と言っても、道は奥まで入り組んだり、時には迷い、目的地に辿り着けないこともあります。 知人の家の場所は... ... 「空港からアヴァルア市内に向かい、スーパーブラウンという店で山側に曲がり、バックロードに突き当たるまで進む。 左に曲がり、ココナッツが並ぶ道をしばらく進み、お墓が角にある大きなマンゴの木を通り過ぎたら細い道を右に曲がる。 細い道の一番奥にある、青色の屋根の家よ」 そんな会話が、今でも、普通に交わされています。 説明を聞いて、たどり着ける確率は五分五分。まだまだ私は熟練ではありません。 火事などの緊急の時はどうするの? 津波などの災害が発生した時には? そんな時のために備えるために、グーグルマップ、グーグルアースへのデータ情報掲載プロジェクトが立ち上がったということです。 政府機関、気候変動対策室、災害対策室などが対策、教育、ビジネスなど様々なことに役立つことになると理解されています。 チームがラロトンガ島を走るのは、2月8日から15日。 いつごろに

サイクロンシーズン開始 無事を祈る集いが開かれました

クック諸島のある南半球、太平洋地区は朝夕は肌寒い時期が終わり これからトロピカルな日々が始まろうとしています。 真っ青な空と海。 まさに南国らしく、島全部が太陽に照らされた日々、色とりどりの花々が咲き誇る美しい時期。 そしてよく夜にまとまった雨が降るシーズンでもあります。 11月1日はクック諸島で正式にサイクロンシーズンが始まる日。 今年のサイクロンシーズン中も、神様に島々と人々が守られますように、との祈りを捧げる集いが行われました クック諸島で人が集まると言ったら、ダンスと歌のイベント。 皆で歌い、踊り、神に祈りを捧げます。 ラロトンガ島にサイクロンが直撃したのは、2005年が最後。 台風シーズンになると、次々に大型台風が上陸する日本に比べると、 クック諸島はサイクロンシーズンと言っても数年に1つ、もしくは10数年に数個、 というレベルなので遥かに日本の方が台風に関しては頻度が高い、危険な条件であると感じています。 ちなみに、なぜ私が日本にくる「台風Tayhoon」と、クック諸島にくる「サイクロンCyclone」と呼び方を変えているかと 気になった方は、こちらの記事を; サイクロン「クック」がNZに接近中。台風について調べてみたら... April 14, 2017 クック諸島気象庁によると、今年は南太平洋地域で11のサイクロンが発生する可能性があり、 その中で3つのサイクロンがクック諸島方向に向かってくる可能性が高いということ。 今年のエルニーニョ現象の傾向から、ツバル、ワリス・フツナ、トケラウ諸島、サモア、ニウエ、クック諸島、 ソサエティー諸島(フレンチポリネシア)、オー

クック諸島への入国:パスポート有効期限「滞在期間+6ケ月」必要です

日本の国籍の方が クック諸島へ観光目的で訪問する際、滞在31日未満の日程の際にはヴィザは不要です。 入国時に、ウクレレの生演奏の歌声に迎えられ、入国スタンプを押してもらい晴れて、クック諸島へ到着! キアオラナ! ようこそクック諸島へ! Kia Ornaa! Welcome to Cook Islands! ラロトンガ空港の入国検査時に2点注意することがあります。 その1 パスポートの有効期限が、滞在期間+6か月必要 ひとつ注意いただきたい点が、多くのみなさまがクック諸島への空の旅のトランジットで通過するニュージーランドのオークランド空港。 ニュージーランドを訪れる場合は、日本国籍の方は3ヶ月以内の滞在ならヴィザは必要ないということです。 (2018年9月現在 ニュージーランド観光局 https://www.newzealand.com/jp/visas-and-immigration/) (追記、2019年10月1日付けで、NZeTAの申請が必須となりましたのでご注意ください。) クック諸島は以前ニュージーランドの一部だった?(確かにそうです) そして、今もニュージーランドと同じ国?(笑!違います!特別な「自由連合」という関係で結ばれています) ということで、ニュージーランドと同じ条件が適応されると、思われている方もいるようですが、違います! クック諸島は、クック諸島独自の入国条件を決め、管理しています。 よって、クック諸島への訪問はパスポートの残り有効期限は「滞在期間+6か月」となります。 有効期限は事前に確認してくださいね。 その2 出国用の航空券Eチケットの提示が必要 入

今年のテ・マエヴァ・ヌイ祭りには離島から2,000人参加 これってすごい数!

あと1ヶ月あまりにて始まるテ・マエヴァ・ヌイ祭り。 今年のお祭りは大規模で、盛大なイベントになることは既にお伝えしましたが、具体的な数が出て来ました。 「(ラロトンガ島以外の)離島から、合計2,000名が参加する予定」です。 っえ?たった2,000人じゃない? そんなに大事なの?とは思いますよね? 渋谷のスクランブル交差点の通行量は一日で50万人。 東京ディズニーランドの入場者も一日で3, 4万人~7万人。 東京都庁の、一般行政職だけで1万8,000人とウィキペディアに書いてありました。 しかし、2,000名という人数はクック諸島のような小国にとっては膨大な人数。 全国民の10%あまり。 何より”離島に住む人2,000人"、というのは、莫大な人数、そしてすごいロジスティックが必要になることを意味します。 まずは、人数に関して説明を。 昨年の国民調査の結果、国民数が約1万7,500人ということが発表されました。 内、首都アヴァルアが置かれるメインのラロトンガ島の島民数は1万3,000人。 残る、約4,500名の人々がその他の12の離島に住んでいる事ととなります。 国勢調査の中間結果 クックの人口は1万7000人 August 31, 2017 ラロトンガ島と毎日数便のプロペラ機で結ばれているアイツタキ島(2,000名)から、 2週間に1便、片道航空券15万円あまりで結ばれている北の島、 空港もなく、定期船運行もなく、数カ月に時々来る貨物船のみで結ばれている島など、交通の便も様々です。 島民数も500名、200 - 400名台から、 100人代を切る島、パルマストーン島58名(P

最低賃金7.25NZ$へ クック諸島の物価の話

クック諸島は世界中で最も大陸から離れている島の一つ、ということもあり 海外から運ばれてくる”輸入品”は、輸送費が追加されるので高めの、“離島価格”になっている、と思います。 大きな貨物船でニュージーランドから2-3週間に1度ぐらいの頻度で、定期的に多くの品物が運ばれてきます。 地元のスーパーが少し品薄になってきたなあ、と思ったら もうすぐ貨物船が到着するサイン。 飛行機でも毎日数便オークランドと結ばれているため、 新鮮な野菜&果物などが届いたりしています。 もちろん、空輸されたものは高い”空輸輸送費”が追加されているので、値段を見てびっくりすることもあります。 例えば、スーパーで カリフラワーが1株、14NZ$。約1,030円、びっくりですね。 のんびりした、島暮らし。 夕方に散歩をしていたら、 近所の方が庭に実っているパパイヤやオレンジを分けてくれたり、 釣りたての魚の切り身のおすそ分けともらったり、、、そんな風に日々の生活が成り立っています。 さて、 今月初め、7月1日より最低賃金がNZ7$からNZ7.25$に引きあがりました。 換算すると時給は約540円。 決して高くはない数字だと感じています。 比べてニュージーランドでは、今年4月1日から最低時給がNZ16.5ドルとなっているため、クック諸島の倍以上の額。 クック諸島の国民1万8000人の5倍、いや6倍以上のクック諸島人が 実はニュージーランドに住んでいる。そして若者の流出が止まらないという国が抱える問題も納得がいきます。 実際に生活している中で、島は予想以上に豊富に揃っていると私は感じています。 また、クック諸島は太平

あと3日で選挙です 人々がそわそわしています

4年に一度の総選挙が今週木曜日に迫っています。 島の人々がそわそわしているのが感じられます。 誰に投票しようか、と迷う人々。 投票してよと呼びかけ、勧誘する人々。 そして、僕は関係ないよ、という若者。 でも、島がいつもとは違う空気が流れていることを肌が感じでいます。 応援するための集まり、演説会などなど、、、 そして島のあちこちに看板も建てられ、アピールが合戦が繰り広げられています。 これといったニュースがない小さな南の島の、平和な島暮らし。 日々のニュースはおおよそ10分ぐらいで読み終えてしまうので、ラジオはほぼ常に軽快な島音楽が流れているのですが、 この頃に限っては、演説会、スピーチ、討論がよくラジオで流れています。 多くのスピーチがクック諸島マオリ語なので、 私は意味が分からないので、興味範囲で 時々聞き流しています。 大切なスピーチのはずが、候補者の携帯電話が鳴ったり、 すぐ横でニワトリが元気に鳴いている声が聞こえてきたり、と ああ、のどかな国だなあ、とおもわずにっこりとしてしまいました。 立候補者58名。 議席数は24。 国全体の有権者は18歳以上の、10,917人と発表されています。 私が通った、東京のC大学は学生数3万人とのこと。 クック諸島の国民数は、その3分の2。3分の1が有権者。 なんとも小さな国です。 さて、 ラロトンガ島の状況は有権者1,000人を超える選挙区が2つ、その他の選挙区も600名以上とはなっています。 北の方の小さな島だと100-200人のみの有権者の選挙区もあれば、 少ない場所だと50 - 60人という場所も2つありました。 先回の選挙の時

5月1日労働者の日メーデイ 労働者がハッピー(?!)な国クックにはありません

日本はゴールデンウイーク中。 ラロトンガ空港でも、国際便の到着と出発に合わせて、 日本人観光客の姿が気持ちいつもより多く見受けられるなあと感じています。 さて、5月1日。 メーデー。 ”労働者の日” International Labor's Day って国際的な祝日だと思っていたのに、クック諸島では祝日ではありませんでした。 「できるだけ働きたくない」 「どうしたら少しでも長い間休めるか」 を、常に頭に置き暮らしているのかなあと感じるクック諸島の人々。 なので、労働者が労働のための権利を獲得するための運動の日として知られる「メーデー」は不必要? だってもうみんな既に最高のコンディションが与えられているから、、、。 「仕事は遅刻し、ランチ休憩を少し長めに取り、定時にきっかりに帰宅する」 島のすべての人が、みなそうとは言いませんが、 多くの人がこのような基本ポリシーで、椰子の木の下でのんびりと暮らしています。 そこで、メーデーについて少し調べてみました。 メーデーは、国連も定めた国際祝日で、 世界の少なくとも80以上の国で祝日とされていると、ウィキペディアにも書いてありました。 社会主義国、旧ソ連・東欧諸国、そしてアフリカ諸国、確かに世界の多くの国で祝われている現状の中、 日本では4月29日がみどりの日で祝日となっていることから、5月1日はメーデーで祝うことに渋りがあったという歴史があるとのこと。 イギリス、オランダ、スイス、デンマーク、インドなどでもメーデーを祝わず、 5月1日ではなく、他の日を労働者の日(ラーバーデー)と設定しているアメリカ・カナダ(9月の第一月曜日)、 ニュ

太平洋・島サミットPALM8 その2 - 日・クック首脳会談

現在、日本にて開催中のパーム・エイト(PALM8)は、 太平洋島嶼国の首相レベル会議です。 第8回目の参加国は、以下の19カ国・地域。 (内訳) 日本,オーストラリア,クック諸島,フィジー,仏領ポリネシア,キリバス,マーシャル,ミクロネシア,ナウル,ニューカレドニア,ニウエ,パラオ,パプアニューギニア,サモア,ソロモン,トンガ,ツバル,ニュージーランド,バヌアツ 私もクック諸島に赴任して、 クック諸島の周りを中心に、世界地図を眺めないとあまり耳にせず、 国名もあまり聞いたことのない国も並びます。 でも、今、クック諸島に住んでいる私にとっては、とても親近感のある国々ばかり。 同じような環境にあり、似たような問題に面した国々。 地元の新聞COOK ISLANDS NEWSの海外ニュースの欄にも、 この太平洋地域の厳選されたニュースが掲載されていることからも、いまの自分のおかれている環境が 太平洋を中心に思考回路ができているんだなあ、と感じます。 さて、 太平洋島嶼国とは、太平洋の大きな海にまたがり、 ミクロネシア、ポリネシア、メラネシアの地域・文化圏に分けられます。 クック諸島は、その中で「ポリネシア」に含まれ、 ハワイ・ニュージーランド・イースター島を結ぶ、ポリネシア三角の地理的、文化的にも中心に位置します。 日本人の私たちにとってはこれらの太平洋島の島々は 真っ青な海、白い砂浜、ヤシの木が揺れるゆったりとした時間、、、、 という美しい南国のリゾートというイメージが強いかもしれません。 しかし、 「気候変動の影響を受けやすい」 「地球規模の環境問題に敏感」 「国土が分散しているた
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